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心理カウンセラーリエコのブログ

感情を感じるのが下手なあなたへ

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思考優位で、自分が何を感じているのか、なにがしたいのか、わからない。

それは、もしかしたら、あなたが「人一倍繊細で、情緒が豊かだからかもしれません。

 

感じるセンサーが敏感で、だからすぐに心が揺れてしまって、そしてその繊細な心はとても傷つきやすくて。

そのセンサーがあると、社会生活の中でとても生きづらいから、

あなたは自分を守るために「センサー」を閉ざし、思考優位で生きてきてしまったのかもしれません。

そして、感情が湧き上がると、すぐに気持ちを切り替えて、頑張り続けてきたのかもしれません。

 

ダメージですぐに心がぺちゃんこになるなんて、なんて私は弱いんだろう。

周りの人はサクサク前に進んでいるのに、なんで私はいつまでもクヨクヨしちゃうんだろう。

気持ちがのらないと何にもできないのは、私がなまけ者だからじゃないのかな。

そんな風に、自分で自分を責めてしまうこともあったかもしれません。

 

 

自分を責めることはないのです。

あなたは、ひと一倍繊細で、情緒が豊かなだけ。

その性質を理解して、上手に付き合っていけばいいんです。

そして、その繊細さと情緒の豊かさを、生かしていけばいいのです。

 

感情に蓋をして「なかったこと」にしてみても、

感情はなくなることはなく、

むしろ蓋の奥に蓄積されていきます。

それは「自分が感じていること」を無視する生き方。

 

こころを置き去りにして思考だけで前に進んでいくと、いつか強制終了の時がきます。

それは、「心の病気」か「体の病気」。

もしくは、周りの人間関係の不調など。

これが地味に苦しいのです。

そして、自分の状態を自覚し元気な状態に戻るまでに、少し時間がかかります。

 

 

感情を感じた時、どうしたらよいのかわからない。

それは、感情との付き合い方がわからないだけ。

慣れていなくて、扱うのが下手になっているだけです。

 

そんな時には、「ただ感じる」をやってみてください。

何も考えず、頭がおしゃべりを始めたら、ストップして。

心に浮かぶ感情をよいとも悪いとも判断せず、

原因をさぐったり自分を責めたりしないで、

ただじーっと、ただただその体感を感じてみて。

まずはそこから。

 

そして、落ち着いてきたら「感情と向き合っている自分」を外側から眺めてみて。

悲しいね、嬉しいね、痛いね、しんどいね、と寄り添っていきます。

 

ひとりで難しれければ、信頼できる誰かやカウンセラーを頼ってみてください。

人一倍豊かに感情を感じられるあなたの繊細さが「情緒の豊かさ」として発揮され、

あなたの人生がますます輝きを増しますように。

 

 

心理カウンセラー リエコ

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タブーをおかすことと自分を大事にするバランスについて[ココロノオフィス]

 

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今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います!

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】+++++++++++++++++

私は仕事である時期から タブーをおかすことをやりだして急に楽になりました。お客様に求められてもめんどくさいと言ってしまったり、会社では楽な仕事しかしたくないと公言したり(実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑)

同じようにSEXについてタブーをおかしたくても例えばいろんな男とやりまくるとかしたいけど自分を粗末に扱ってるようでそこには抵抗が出て来ます。

タブーをおかすというか自分の欲求を叶えるのと実行するのと自分を大事にするバランスについてどう思うのがいいと思いますか?

 

from ようさん

+++++++++++++++++++++++++++++

 

ようさん、はじめまして!
カウンセラーのリエコです。

タブーをおかす。
その響き、ちょっとドキドキします笑

 

いただいたご相談を読んで感じたのは、
ようさんの中にはもともと「○○するべきだ」「○○しなければならない」といった概念があったのかな、ということ。そして、そこから解き放たれたことで「急に楽になった」と感じられたのかなぁということでした。

 

どうしてそんな風に感じたかというと、それは、ようさんのこんな言葉からでした。

お客様に求められてもめんどくさいと言ってしまったり、会社では楽な仕事しかしたくないと公言したり(実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑)

 「めんどくさい」「楽な仕事しかしたくない」という言葉。

これは、「本来はその仕事をこなすことができる人」にしか浮かばない発想だと思ったのです。

本当のところは、

「(私は、お客様に求められることができる、でも)めんどくさい」

「(私は、楽じゃない仕事もこなせる。でも)楽な仕事しかしたくない」

ではないですか?

さらに言うと、お客様に「めんどくさい」と言うことや、会社で「楽な仕事しかしたくない」と公言することを、ようさんが『問題』と捉えるのだとしたら、それはようさんの中に「本来だったら、お客様に求められることをするべきだし、会社では楽な仕事以外もしなければならない」という概念があるからですよね。

「実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑」って、ご自分で書かれている通り、そうは言ってもようさんって、これまで真面目に取り組んでこられてきた方なんじゃないのかなと感じたんです。

  

 

「タブーをおかすこと」で楽になったのではなく

ようさんは、とても真面目な方なのだと思います。
そして、これまで「○○するべき」とか「○○しなければならない」という考え方で自分を窮屈にしてきた過去があったのではないでしょうか。

「急に楽になった」と感じられたのは、「タブーをおかすことをやりだしたから」というよりは、「これまで自分をぎゅーっと締め付けていた考え方から解かれたから」ではないですか?

そして、今のようさんは、自分を窮屈にするマインドに疲れてしまい(また何かの拍子に弾けてしまい)、全てをポーンと手放して、新しい自分のマインド探しをしているところなのかなと感じたのですが、いかがでしょうか。

もしも実際にお話しできるなら、

●どうして「ちゃんとしないといけない」というマインドを持つようになったのか。
●何をきっかけに手放すことにしたのかな。

といったところをお伺いして掘り下げてみたいです。

 

 

「どうすればいいのかわからない」問題

いよいよ、ご質問の本題です。

タブーをおかすというか自分の欲求を叶えるのと実行するのと自分を大事にするバランスについてどう思うのがいいと思いますか?

その答えは、「自分はどうしたいのか、どう在りたいか」を軸にして、他の誰でもない「自分自身の感覚」で見極めていくものではないかと思います。

例えば、「今の仕事とどう関わっていきたいか」がわかれば、お客様への接し方や仕事への向き合い方も自ずと決まってくるだろうし、

「パートナーとどう関わっていきたいか」がわかれば、男性との接し方や性欲との向き合い方も変わってきますよね。

「どうすればいいのかわからない」という想いは、自分を抑圧し何かに自分を沿わせてきた人に多い傾向のように思います。

その抑圧を解いた状態が、ようさんのいう「タブーをおかすこと」につながっているのだとしたら、ようさんは今きっと自分軸に向かわれる過渡期にいらっしゃるのではないでしょうか。よい傾向ですね!

 ぜひ、この機会に自分のハートと会話して、自分がどう在りたいのかを探ってみていただきたいです。

 

ようさんの憧れの人ってどんな人?

ようさんには「こんな人になりたい」という理想像ってありますか?

「タブーをおかすことと自分を大事にするバランス」について、また「自分がどう在りたいのか」について、捉え方がわからなくなってしまったなら、

実際に周りにいる「魅力的な方」の素敵な部分を寄せ集めて、「なりたい自分の理想像」を描き、その理想像を道しるべにして、ようさんの新しい「在り方」を作っていくのはいかがでしょう?

そして、迷いが生じた時には「その人は、こういう時にどんな対応をするんだろう」「その人は、こんな時どんな風に人と接するんだろう」「その人にとって、『自分を大事にする』とはどういうことなんだろう」と思い描いてみるのです。

それが、ゆくゆく、ようさんの今回のご相談の答えにつながっていくのではないかなと思います。

 

新しいマインドを備えたようさんが、ますます魅力的になっていかれますように!

ご相談をありがとうございました。

 

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「私はどうしたいんだろう」
問題にすっぽりと包まれてしまったとき、思考でぐるぐるしてしまい、自分がどうしたいのかわからなくなってしまうことってありませんか?
そんな時には、心を静かに落ち着けて、「自分の心と会話する時間」を作ってみるのはいかがでしょうか。
「月に3日くらい、意識的にそんな時間をもてたらいいよね!」ということでこんな企画をしてみました。
瞑想のコツを掴みたい方も、是非ご一緒に★

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休職したあの日、からの1年。

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 ちょうど1年前の6月1日、私は初めての休職生活にはいりました。

健康がいちばんの取り柄だったのに、ある日やってきた突然の強制終了。。

仕事のハードワークがたたって、体調を崩してしまったんです。

 

休職生活のこと

自律神経失調症

ザックリというと、「意思とは関係なく、自動的に反応したり調整したりする体のシステム」が機能しなくなってしまう状態をいいます。

例えば、血液の循環や、体温調節などなど、そういう当たり前の体の営みが滞ってしまうような感じ。

この病は、原因も症状も人それぞれで、だからネットを調べても具体的なことがあまり書かれておらず、私も自分自身の体がどうなってしまったのかを理解するのに2カ月近くかかりました。その頃の不安な気持ちといったら、もう。

コレといった治療法もないため、ひたすら「その人に合った方法で体を休める」しかないのですが、私が特に辛く感じていたのは、貧血と睡眠困難でした。

少し動くとフラッとするし、眠りたくてもぜんぜん眠れないし、夜は2~3時間おきに目が覚めて、浅い眠りを繰り返す日々。

そのうち、この症状に完治はなく、「自分の体との付き合い方を知って、のんびりと向き合うスタンスで、数年かけて改善していくもの」ということがわかってきて、すっかり健康に自信がなくなり、頭に浮かぶのは不安だらけ。

当時の「自己肯定感」はぺちゃんこでした。

 

カウンセラー修行のはじまり

そんな時、周りの人のあたたかさに、とても救われました。

体を支えてくれる医師や整体の先生、暮らしを支えてくれた家族、同じ症状を経験した友人たちのアドバイス、「少しでも元気になるように」といろいろなかたちで励ましてくれた方々。

私がここまでやってこれたのは、周りの方々のおかげです。本当に有難かったです。

そして、私も「誰かの癒しにつながること」を仕事にできたらいいな、と思うようになりました。

目標ができたら元気が出てきて、3か月で仕事復帰、その1か月後にはカウンセラー修行が始まりました。我ながら武闘派!

 

社会復帰

社会復帰をしてからは、毎日がヘロヘロでした。

仕事はゆるめのスタートだったけど、カウンセラー修行は、学びの濃厚さに加えチャレンジングな課題が多く、初めての経験にいちいちオドオドしながら、1つ1つ階段を上がるように体当たりしてきました。

とにかく懸命にこなす日々で、お弟子講座の卒業の頃にはダウン寸前だったけど、たまたま訪れた「コロナの自粛生活」に救われ、なんとか今日までやってこれました。ありがたや

 

そして、今。

この1年を振り返ってみると「できること」「楽しいこと」がたくさん増えていました。

◆文章を綴るのが苦手な私が「ブログ」を続けられていること。

◆「自己肯定感」が上がり、自己表現ができるようになってきたこと。

カウンセラーになるために、自分を表現していくことは必須です。まだ伸びしろアリアリだけど、必要に迫られてだんだんできるようになってきたかな…と思っています。

◆「カウンセリング」の仕事を、怖がらず楽しめるようになったこと。

「怖い」ってみんなの前で大泣きしたことがありました。ひと様の心を扱うことは、今も緊張感でいっぱいです。でも、その分たくさんの学びややりがいや感動があり、感謝とともに楽しく感じるようになりました。モニターになってくださった皆様に感謝です。

◆「望みを持つ」という概念がうまれたこと

自分の内面と向き合う中で、私には「望むみを持つ」という概念がなかったことに気づきました。だから、ビジョンを描くこともうまくできなかったんです。でも「こんなふうになりたい」という望みが自分の中に芽生えたこと、それに向かって進むことができるようになったのも、この1年の変化の1つでした。まだホヤホヤだけど。

◆「マイペース」という在り方を身につけられたこと。

周りのペースについていけなくても、自分は「今できることをする」という自分軸な在り方をもてるようになりました。たまにブレますが!でも以前に比べたらとてもラクになったなぁと思います。

  

振り返ってみて・・今日まであまりに必死すぎて「体が本調子ではない」ことを、すっかり忘れていました笑

目の前に目標を掲げると、つい勢いあまって転んだり、気づいたら頑張りすぎて疲労困憊していたりという、私的あるあるパターンに、あやうく陥りそうでした汗

これから始まる新しい1年は、その「頑張る」を「楽しむ」に転換して、体をケアしながら、自分のペースで楽しんでいきたいなぁと思っています。

この1年私を支えてくれたみなさま、ありがとうございました!

 

 

私の恋愛がうまくいかないのは、亡くなった先輩への罪悪感が呪いとなっているから?[ココロノマルシェ]

 

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今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います!

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++ 【ご相談】+++++++++++++++++

以前、恋愛のことで相談させていただきました。
その際に、温かいアドバイスをいただき、何度もも読み返して癒されています。
ありがとうございました。

今回は、人間関係のことです。

新卒で入った、前職場にいた先輩のことです。小さい部署で、年齢の近い女子社員は密な連携をしていました。

その先輩は、ある人を徹底的に無視していて、お茶汲みをしている時もお昼休憩の時も、その人がいないかのように振舞っていました。

そのときに、私の中で「この人を怒らせたら怖い目にあう。」とインプットされたため、言動に気をつけて接していたので、おかげで可愛がられるようになりました。

数年が経ち、ささいな誤解が元で、ある日から急に私が無視されるようになりました。

挨拶をしても、空気のように扱われ、毎日職場のトイレで泣いてやり過ごす日々。

時間が経ってから、他の先輩に理由を聞きましたが、全くの誤解。

一度だけでも話をしてほしいと、メールをしても全て無視され…

段々私も嫌気をさしてきて、私には他にも味方になってくれる先輩はいると言い聞かせ、つらいながらも半年経ちました。

その頃、転職が決まり、その先輩も病欠でしばらく休職され、もう会うこともないのかなと残念に思っていました。

そして、さらに半年が経ち、新しい職場で働くようになった頃、その方が亡くなられたと連絡をもらいました。実は、末期の卵巣癌だったそうです。まだ30歳の若さだったのに…

はじめに「私に対しての怒りが原因で病気になられたの…?」と思い、お通夜に行くことすら迷いました。

でも、結局何の和解もできないままの別れが悲しく、お通夜で私の気持ちを書いた手紙を棺に入れました。

その人の病気と私とのことは関係ない、と思うものの、たまに思い出すことがあります。

そして、その人は独身で、結婚したがっていました。

そして、私は恋愛がうまくいかず、婚活をしたもののうまくいかず、独身です。

その人に対しての罪悪感が呪いとなって、私は恋愛がことごとくうまくいかないのでは…?なんて、被害妄想的に思ってしまうことも…

前に進んでいくために、もう二度と会えない人への罪悪感をどうやって癒していったらいいのか、アドバイスをいただけたらうれしいです。

 

from さらこさん 

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さらこさん、こんにちは!
カウンセラーのリエコです。


小さなコミュニティって、難しいですよね。
アットホームな楽しさがある反面、何かトラブルが生じると、アットホームが「逃げ場のない閉塞感」に変わり、トラブルを一層深刻にさせる気がします。

そんな中、「この人を怒らせたら怖い目にあうゾ」と思わせる人物も、どこの組織にも存在するもので。。
さらこさんは、はじめは先輩に可愛がってもらっていたのに、ある時から急に無視されてしまったんですね。
小さいコミュニティの中で、しかも理由がわからないまま無視され続けるというのは、どんなに辛くしんどい毎日だったでしょう。
その上、その先輩が若くして突然亡くなってしまったという衝撃。
辛い思い出もある中で、その前には可愛がってもらっていた時期もあるのですから、さらこさんの中に先輩への想いが複雑に残ってしまうのは、仕方がないことかもしれません。


◆「自分軸」をもつ
「先輩への罪悪感を、どうやって癒していったらよいか」を考える前に。
さらこさんと先輩との関係について辿るべく、質問文を読み返してみると、そこには、さらこさんがずっと先輩の存在に心を向けてこられた姿が浮かんできます。
職場で先輩と出会い、言動に気をつけて接することで可愛がってもらうようになり、数年後には突然無視され悲しい気持ちで毎日を過ごし、先輩が亡くなった今は先輩への罪悪感を抱いて胸を痛めて。。

「さわらぬ神にたたりなし」という言葉がありますが、その存在に対して「さわらないように気をつける」ことも、敢えなく「たたりにあう」ことも、結局のところ、相手にエネルギーを奪われていることに違いはありません。
そこで、できる限り「エネルギーを奪われない」ことを考える上で、不可欠となるのが、「自分軸」という心の在り方です。
それは、今回の場合でいうと、「その時に自分にできることを精一杯やって、その結果を受け止め、自分らしく在ること」になるのかなと思います。

先輩から無視されていた頃のさらこさんは、辛い状況の中でも「今自分ができること」を考え、状況を改善すべく行動を起こし、その時点でできることは十分に果たされましたよね。とても勇気のいることだったと思います。
残念ながら、さらこさんの想いは先輩に伝わらなかったけど、こちらが投げたアクションを相手が「受け取るかどうか」は、相手が判断することなので、こちらはもうどうすることもできません。
なので、この結果を受け止めつつ、さらこさんは「出来ることは全てやりきった」ことに対して、「よく頑張ったね!」と自分を褒めてあげて、あとのことは神様にお任せする気持ちで、一旦自分を問題から解放してあげてもよいのではないかなぁと、私は思います。
とはいえ、無視され続けていたのですから、気にならないわけはありませんし、しんどい状況にかわりはなかったわけですが、
そんな中でも「先輩にエネルギーを奪われている状態」から「自分のペース」を取り戻し、自分で自分をリラックスできる状態にもっていく意識が、さらこさんにとって、あらゆる問題において大切なことなのではないかなと感じたのです。

これは、恋愛問題にも通じること。
この質問文には、さらこさんの先輩に対する想いの深さが溢れていますし、先輩が亡くなった今もなお、罪悪感に苦しんでいるさらこさんは、とても愛情深い優しい方なのだなぁということが伝わってきます。
反面、その優しさゆえ、相手に気持ちを注いだ分だけ、さらこさん自身が心を窮屈にしたり、罪悪感という形で自分で自分を責めて苦しんでいらっしゃることにお気づきでしょうか?
これを恋愛に置き換えて考えた時に、もしかしたら、同じような関係性が生じやすいのではないかなぁと感じたのです。
もしもお心当たりがあれば、「私は私、彼は彼」というマインドを持たれることで、自分を軸とした新しい関係を築いていくことが期待できます。


◆先輩のココロの中は?
さて、ここで先輩についても触れてみたいと思います。
亡くなった先輩のココロの内を知ることはできませんが、先輩自身も、もしかしたらうすうす気付いていたかもしれません。社内にたびたび「無視をする対象」が現れることを。そして、その時の怒りが「相手の問題」ではなく「自分の問題」であることを。

心理学の言葉に「自分以外の誰も、自分のことを傷つけることはできない」と言う言葉があります。
それは、「もしも誰かが傷ついたとしても、それはもともとその人の中にあった問題が、外側の何かに刺激されてうずいているだけである」というもの。
その言葉に照らして、先輩の心の中を探ってみると、もともと先輩の中にあった問題(コンプレックス)が、外側の何か(誰か)に刺激されて、「怒り」という形で反応していたことがうかがえます。
こうした場合、「外側の何か」というのは、「自分が欲しいのに得られていないもの持つ人」や「自分が自分に禁じていることをしている人」だったりします。嫉妬と言い換えることもできるのかもしれません。
もしもそうだったとしたら、先輩にとって、無視する相手は、先輩のコンプレックスを刺激する存在であり、刺激されて生まれたその感情を、ついついその相手にぶつけてしまっていたのかもしれませんね。

病の床に伏し人生を振り返ったとき、もしも先輩がそのことに気づいていたなら、さらこさんに対して「ごめんね」と思っていたかもしれません。そして、天国にいる先輩は、今もなお自分のことを想い続けてくれているさらこさんの優しさに、「ありがとう」の気持ちを抱かれているのではないでしょうか。


◆新しい関係を築こう
長くなりましたが、いよいよご質問の本題に戻ります!
今も先輩への「罪悪感」に苦しんでいるならば、亡くなっているとはいえ、まだ先輩はさらこさんの中に存在しているといえます。生きているのと同じです。
そこで、提案なのですが、先輩との関係を見直す気持ちで、もういちどお手紙を書いてみませんか??
かつて綴った「棺の中に入れた手紙」で、誤解も解けているはずですから、可愛がってくれていた頃の関係に戻ったつもりで、さらこさんの気持ちを受け止めてもらうのです。
「あの時はこんなことを感じながら過ごしていたんですよ。正直言って〇〇と思っていました」とネガティブな想いをぶつけてみてもいいし、楽しかった頃の思い出を振り返ってみるのもいいですね!そして、最後には是非、先輩との出会いで得られた学びや恩恵を思い浮かべ、感謝を伝えてみてください。それはきっと、天国の先輩に伝わるはず。ここからまた、心の中の先輩との新しい関係を築いていけたら素敵ですよね!

さらこさんが、先輩との新しい関係を築かれる中で心が癒され、清々しい気持ちで前に進まれますようお祈りしています!

 

 

心理カウンセラー リエコ

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準備することで質を上げる【自分を休めて癒す午後の瞑想会 レポート】

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 カウンセラーのリエコです。

日曜日の午後に参加した、根本さんのZOOMセミナー「自分を休めて癒す午後の瞑想会」をレポートします!

 

4月初旬からコロナによる外出自粛の生活が始まり、はや2カ月。

6月に入ってようやく社会が動き始めたけど、それまでの2カ月を「抑うつ状態」(我慢したり、慣れない生活のストレスを抱えたり)で過ごしてことの疲れが、ちょうど今、出始めるタイミングなのだそう。

たしかに、体力的には出勤しない分負担が減っていたけど、コロナって何?いつまで続くの?というはっきりしない状況に、いつも不安定感を感じていたような。。

それに、動けないことで「体力を使わない」→「疲れない」→「眠れない」という悪循環もあり、これも体のストレスになっていたはずです。

 

ストレスと向き合う

ストレス解消の方法は、アーシングや温泉などいろいろ挙げられますが、いちばんは「睡眠」なのだそう。

ストレス状態で頭がぐるぐるしていると眠れないし、「眠れない」こと自体がストレスになったりもしますよね。眠れないって、地味にとっても辛いんです。

眠りがストレスに直結しているなら、「眠りの質を上げる」こともとても大事になってきそうですね。

 

瞑想後の不調は好天反応 

瞑想会では、いつもより長めのイメージワークを4本ほど。

最後の方はゆるゆるになって、ところどころスコンと記憶がとんで、深~い眠りの世界に誘われてしまいました。

そしてそのあと、頭がズキズキし始めて。

チャットにも頭痛や腹痛を感じる方からのコメントがたくさん出たのですが、それは緩んだことの好天反応なんですって。

「頭痛が出る」のは思考的な人が緩み始めた合図で、「腸の痛み」は何かが出ようとしている合図なのだそう(何かっていうのは、物理的なものじゃなくて、心理的なものです!)。

 

イメージワークに入りやすいコツとは

いちばん印象的だったお話は「イメージワークに入りやすいコツ」について。

それは、「日常」から「イメージワークの世界」に入っていくための、「ちょっとした準備」をすることなのだそう。それは例えば、呼吸を整えること、心の中を落ち着けること、意識を自分に向けること、などなど。

たしかにそうですよね。

イメージワークに限らず、「次のことに意識向けるための準備」って、その質を高めるように思います。

例えば、加圧ジムに通っていた頃も「2時間前までに食事を済ませるように」といわれていました。

これは、体を動かすタイミングに合わせて、自律神経を「消化モード」から「代謝モード」にしていくための準備。

睡眠も、よく「寝る前の2時間前までに食事を済ませ、1時間前にお風呂に入るとよい」といいますものね。

1時間前の入浴は、眠りに向かう体温調整と関係があるのです。

 

無意識に溜め込んだ疲れが出始めるこの時期。

「自分をちゃんと休めて癒す」を意識的にやっていくこと、そのために「ちょっとした準備をすること」が、毎日の心地よさをキープするコツかもしれません。

 以上、レポートでした☆ 

 

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クリスタルボウル&瞑想会 2日目&3日目

 蓮さんとのコラボ企画である「クリスタルボウル&瞑想会」2日目&3日目が終了しました!

 まずは、瞑想会の様子をレポート!

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前半は、蓮ちゃんによる「瞑想のレクチャー」タイム

はじめに、「瞑想」について寄せられたご質問への回答タイムがありました。

瞑想って「個々の感覚の世界」なので、いき詰まるポイントも人それぞれ。

浮かんでくる雑念との向き合い方はどうすればいいの?
体のことが気になって、瞑想できているか不安。
無になるってどういうこと?
しびれない座り方のコツは?

そんな皆さんからの質問に、蓮ちゃんが細やかに回答していきます。

「ソレ私も気になってた!」という質問ばかりで、個人的にもとても理解が深まりました。

 

そして、レクチャータイムでは、蓮ちゃんが「呼吸法」や「意識の向け方」を誘導しながら、みなさまを深い瞑想の世界へいざなっていきます(上の写真は「呼吸法」のレクチャーをしているところ)。

「みんなと一緒に」という繋がりを感じながら、「個の世界」にどっぶりと浸かることができる特別な時間。とても心地の良い瞑想タイムでした。

 

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そして、後半は私の担当です。

はじまりに、まずは少しお話を。。

2日目&3日目は、クリスタルボウルの音色と、また1日目の蓮ちゃんのお話に絡めて、「波動」について話しました。

「自分と波動の合う人としか出会わない」という話をよくききます。

クリスタルボウルも一緒で、波動の合うボウルはとても美しいハーモニーを奏でますが、波長が合わないボウルのハーモニーは違和感を伴う・・ということを、音色で感じていただきました。

もし「波長の合うものとしか関わらない」というならば、「自分の波動を整える」のはとても大切なこと。

そして、執着やエゴのプレッシャーで下がったマインドを引き上げるのが、「瞑想」です。

習慣化するのは簡単ではないけど、毎日でなくとも、意識的に瞑想の時間を持つことができるといいですね。

 

お話のあとは、「クリスタルボウル&誘導瞑想」の時間です。

今回は、3日間を通して音声の不具合に見舞われました(私の部分だけ)。参加してくださった皆様、本当に申し訳ありませんでした。。

1日目&2日目は、クリスタルボウルの音色はお届けできたけど、私の声がうまく入らず。マイクを導入した3日目は、声はしっかり入ったものの、ボウルの響きを十分にお届けできず。。

何度もマイクテストをして臨んだのですが、ZOOMの「2人だと安定しやすく、大勢だと不安定になりやすい」という性質(があるというのは後日知りました)も相まって、本番中は全く気付いておらず、瞑想会後のビデオチェックで状況を知る日々でした。そして、3daysのあと、ようやくマイクの使い分けを掴みました。あぁ。。

 

集まっていただいた皆様に感謝の気持ちをお伝えしたかったし、心地よい時間を過ごしていただきたかったのに。そして、蓮さんにもご迷惑をお掛けしました。申し訳ない気持ちと悲しい気持ちでいっぱいです。。

そんな中、あたたかいお声や、今後の成長に向けての有難いお声もたくさん頂戴しました。本当にありがとうございます。

音声の不具合も含め、これが今の私の力なのだと思いました。

今回の瞑想会で「瞑想」の魅力をたくさん知り、またイメージワークへの興味もますます深まったので、まだまだ伸びしろだらけですが、今回のことは今後に絶対に生かして、精進しようと思います!

  

今日はこれから、蓮さんのヨガ瞑想会。

ココロとカラダはつながっているから、体を整えることで気持ちを切り替えて、また前に進みます!

1日の終わりにヨガやって、そのままベッドにごろん。最高に贅沢なひとときですよ☆

counseling-lotus.com

 

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クリスタルボウル&瞑想会 1日目

クリスタルボウル&瞑想会(1日目)を開催しました! 

 

前半は、蓮さんによる「瞑想のレクチャー」タイム。

座り方/手のポーズ/呼吸指導/などなどの「やり方」の説明にはじまり、瞑想初心者(←私!)が行き詰まりやすいポイントである「感覚の部分(あり方)」まで、とても細やかなレクチャーでした。

先日来、ブログに瞑想のことを書くために、いろいろな記事を読んできましたが、いちばん実践的でわかりやすかったなぁ。さすがプロフェッショナル!

 

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 後半は、私の担当です。

始めにクリスタルボウルのお話を少しして、そのあとは「誘導瞑想」をしました。

1日目のテーマは「浄化」。

前日に書き上げた新しい誘導瞑想で臨んだのですが、途中で音声が途切れていたことが発覚💦聴いてくださっていた皆さん、申し訳ありません!

クリスタルボウルの音色は届いていたということでホッとしています。お声を届けてくださったみなさま、ありがとうございました。今夜は対策を講じて臨みます!!

 

画面の向こうで聴いていてくださる方々を思い浮かべながら、胸が熱くなりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

今夜もよい時間になりますように・・

 

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マインドフルネスの心地よさを感じたい方/瞑想のコツを掴みたい方/瞑想を習慣化させたい方、に向けて「クリスタルボウル&瞑想会」を開催します!
5/30-6/1の22:00~
、費用2000円/3日間(自由参加)です。
詳しくはこちらをご覧ください!

breaktime.hatenadiary.com

 

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