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心理カウンセラーリエコのブログ

感情を感じるのが下手なあなたへ

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思考優位で、自分が何を感じているのか、なにがしたいのか、わからない。

それは、もしかしたら、あなたが「人一倍繊細で、情緒が豊かだからかもしれません。

 

感じるセンサーが敏感で、だからすぐに心が揺れてしまって、そしてその繊細な心はとても傷つきやすくて。

そのセンサーがあると、社会生活の中でとても生きづらいから、

あなたは自分を守るために「センサー」を閉ざし、思考優位で生きてきてしまったのかもしれません。

そして、感情が湧き上がると、すぐに気持ちを切り替えて、頑張り続けてきたのかもしれません。

 

ダメージですぐに心がぺちゃんこになるなんて、なんて私は弱いんだろう。

周りの人はサクサク前に進んでいるのに、なんで私はいつまでもクヨクヨしちゃうんだろう。

気持ちがのらないと何にもできないのは、私がなまけ者だからじゃないのかな。

そんな風に、自分で自分を責めてしまうこともあったかもしれません。

 

 

自分を責めることはないのです。

あなたは、ひと一倍繊細で、情緒が豊かなだけ。

その性質を理解して、上手に付き合っていけばいいんです。

そして、その繊細さと情緒の豊かさを、生かしていけばいいのです。

 

感情に蓋をして「なかったこと」にしてみても、

感情はなくなることはなく、

むしろ蓋の奥に蓄積されていきます。

それは「自分が感じていること」を無視する生き方。

 

こころを置き去りにして思考だけで前に進んでいくと、いつか強制終了の時がきます。

それは、「心の病気」か「体の病気」。

もしくは、周りの人間関係の不調など。

これが地味に苦しいのです。

そして、自分の状態を自覚し元気な状態に戻るまでに、少し時間がかかります。

 

 

感情を感じた時、どうしたらよいのかわからない。

それは、感情との付き合い方がわからないだけ。

慣れていなくて、扱うのが下手になっているだけです。

 

そんな時には、「ただ感じる」をやってみてください。

何も考えず、頭がおしゃべりを始めたら、ストップして。

心に浮かぶ感情をよいとも悪いとも判断せず、

原因をさぐったり自分を責めたりしないで、

ただじーっと、ただただその体感を感じてみて。

まずはそこから。

 

そして、落ち着いてきたら「感情と向き合っている自分」を外側から眺めてみて。

悲しいね、嬉しいね、痛いね、しんどいね、と寄り添っていきます。

 

ひとりで難しれければ、信頼できる誰かやカウンセラーを頼ってみてください。

人一倍豊かに感情を感じられるあなたの繊細さが「情緒の豊かさ」として発揮され、

あなたの人生がますます輝きを増しますように。

 

 

心理カウンセラー リエコ

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