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心理カウンセラーリエコのブログ

タブーをおかすことと自分を大事にするバランスについて[ココロノオフィス]

 

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今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います!

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】+++++++++++++++++

私は仕事である時期から タブーをおかすことをやりだして急に楽になりました。お客様に求められてもめんどくさいと言ってしまったり、会社では楽な仕事しかしたくないと公言したり(実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑)

同じようにSEXについてタブーをおかしたくても例えばいろんな男とやりまくるとかしたいけど自分を粗末に扱ってるようでそこには抵抗が出て来ます。

タブーをおかすというか自分の欲求を叶えるのと実行するのと自分を大事にするバランスについてどう思うのがいいと思いますか?

 

from ようさん

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ようさん、はじめまして!
カウンセラーのリエコです。

タブーをおかす。
その響き、ちょっとドキドキします笑

 

いただいたご相談を読んで感じたのは、
ようさんの中にはもともと「○○するべきだ」「○○しなければならない」といった概念があったのかな、ということ。そして、そこから解き放たれたことで「急に楽になった」と感じられたのかなぁということでした。

 

どうしてそんな風に感じたかというと、それは、ようさんのこんな言葉からでした。

お客様に求められてもめんどくさいと言ってしまったり、会社では楽な仕事しかしたくないと公言したり(実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑)

 「めんどくさい」「楽な仕事しかしたくない」という言葉。

これは、「本来はその仕事をこなすことができる人」にしか浮かばない発想だと思ったのです。

本当のところは、

「(私は、お客様に求められることができる、でも)めんどくさい」

「(私は、楽じゃない仕事もこなせる。でも)楽な仕事しかしたくない」

ではないですか?

さらに言うと、お客様に「めんどくさい」と言うことや、会社で「楽な仕事しかしたくない」と公言することを、ようさんが『問題』と捉えるのだとしたら、それはようさんの中に「本来だったら、お客様に求められることをするべきだし、会社では楽な仕事以外もしなければならない」という概念があるからですよね。

「実際は言うだけで結構真面目に取り組むんですが笑」って、ご自分で書かれている通り、そうは言ってもようさんって、これまで真面目に取り組んでこられてきた方なんじゃないのかなと感じたんです。

  

 

「タブーをおかすこと」で楽になったのではなく

ようさんは、とても真面目な方なのだと思います。
そして、これまで「○○するべき」とか「○○しなければならない」という考え方で自分を窮屈にしてきた過去があったのではないでしょうか。

「急に楽になった」と感じられたのは、「タブーをおかすことをやりだしたから」というよりは、「これまで自分をぎゅーっと締め付けていた考え方から解かれたから」ではないですか?

そして、今のようさんは、自分を窮屈にするマインドに疲れてしまい(また何かの拍子に弾けてしまい)、全てをポーンと手放して、新しい自分のマインド探しをしているところなのかなと感じたのですが、いかがでしょうか。

もしも実際にお話しできるなら、

●どうして「ちゃんとしないといけない」というマインドを持つようになったのか。
●何をきっかけに手放すことにしたのかな。

といったところをお伺いして掘り下げてみたいです。

 

 

「どうすればいいのかわからない」問題

いよいよ、ご質問の本題です。

タブーをおかすというか自分の欲求を叶えるのと実行するのと自分を大事にするバランスについてどう思うのがいいと思いますか?

その答えは、「自分はどうしたいのか、どう在りたいか」を軸にして、他の誰でもない「自分自身の感覚」で見極めていくものではないかと思います。

例えば、「今の仕事とどう関わっていきたいか」がわかれば、お客様への接し方や仕事への向き合い方も自ずと決まってくるだろうし、

「パートナーとどう関わっていきたいか」がわかれば、男性との接し方や性欲との向き合い方も変わってきますよね。

「どうすればいいのかわからない」という想いは、自分を抑圧し何かに自分を沿わせてきた人に多い傾向のように思います。

その抑圧を解いた状態が、ようさんのいう「タブーをおかすこと」につながっているのだとしたら、ようさんは今きっと自分軸に向かわれる過渡期にいらっしゃるのではないでしょうか。よい傾向ですね!

 ぜひ、この機会に自分のハートと会話して、自分がどう在りたいのかを探ってみていただきたいです。

 

ようさんの憧れの人ってどんな人?

ようさんには「こんな人になりたい」という理想像ってありますか?

「タブーをおかすことと自分を大事にするバランス」について、また「自分がどう在りたいのか」について、捉え方がわからなくなってしまったなら、

実際に周りにいる「魅力的な方」の素敵な部分を寄せ集めて、「なりたい自分の理想像」を描き、その理想像を道しるべにして、ようさんの新しい「在り方」を作っていくのはいかがでしょう?

そして、迷いが生じた時には「その人は、こういう時にどんな対応をするんだろう」「その人は、こんな時どんな風に人と接するんだろう」「その人にとって、『自分を大事にする』とはどういうことなんだろう」と思い描いてみるのです。

それが、ゆくゆく、ようさんの今回のご相談の答えにつながっていくのではないかなと思います。

 

新しいマインドを備えたようさんが、ますます魅力的になっていかれますように!

ご相談をありがとうございました。

 

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