心理カウンセラーのリエコです。
「感じたくない感情」と出会った時。
人はその感情を感じないために、心に蓋をしてしまうことがあります。
蓋の奥に「感じたくない感情」を閉じ込めて、なかったことにするんです。
その蓋が突然外れたら・・
一体どうなっちゃうと思いますか?
私は「感じたくない感情」を1年以上も封じたまま、忘れ去っていました。
それが先日、突然戻ったんです。ビックリ
今日はそんなお話を。。
結論をいうと、
感情の蓋が外れてよかったなと思います。
すっごくしんどかったけど!
【感情の蓋が外れた時のこと】
それは、友人と話をしているときに突然やってきました。
話していた話題が、
私が封じていた感情とリンクしたのかも。
知っているけど、忘れてた。
あぁそういえば私にもそんなことがあったな。
その時はその程度でした。
でも、友人と別れてひとりになると、
開いた蓋から感情が溢れてきました。
どんどんどんどん「怒り」が湧いてきて、
その夜は頭が冴えちゃって眠れないくらい。
仕事場では仕事に集中しているので、
いつも通りの私です。
(←これも思考で感情を封じている状態ですね。社会人のサガ・・)
でもどこか沸点が低めというか、イライラモード。
そして、気が緩むと感情が湧いてきます。
こういう時、はじめにやってくる感情はだいたい「怒り」。
「怒り」は私たちにとってとても身近な感情なので、
「感じている感情」を隠すためのダミーになりやすいのです。
私の感じていた「怒り」もダミーで、本当の感情はその奥に。
ひとしきり「怒り」を感じたあと、
ずっと蓋して封じ込めていた「感じたくない感情」がやってきました。
じわじわじわじわと。
*****
【そもそも、なんで蓋したの?】
感情に蓋をするに至ったきっかけは、
「具体的に何があったのか」ではなく、
その事象によって「私が何を感じたか」に起因します。
誰にも悪気があって起きたことではなかったと思う。
でも、私はその出来事にすごく傷ついてしまったんです。
もう1年以上前のことです。
いちばん大きかった感情は「むなしさ」。
その他にも、悲しい。恥ずかしい。さみしい。劣等感。無価値観。絶望感。等々
しばらくはどん底でしたよ。。
心が痛くて、冷たくて、重たくて。
でもその感情を感じながら「進みたい」と思っているビジョンに進むのは、
とても困難に思えました。
この感情は、その時の私にとって、とても都合の悪いものだったんです。
それからどうやって過ごしたのかよく覚えていないけど、
私の「無意識」はその感情を「ない」ことにしていきました。
前に進みたいと思った時、感情に蓋をする方がラクな時がある。
それを、私の無意識は実行したのかもしれません。
でも、感情に蓋をすると、
「感じたくない感情」を感じなくて済む代わりに、
ポジティブ感情も感じられなくなるんです。
楽しい、嬉しい、ワクワク、キュンキュンのない世界です。
それから少しして、
とうとう私の中からポジティブ感情がなくなりました。
・無気力でポカーンとなって、やる気がおきない。
・楽しいことがぜんぜん思い浮かばない。
・坂道を落ちていく感覚‥でも抗う気力がわかない。
いわゆる「デットゾーン」。
「燃え尽き」の状態です。
まるで心の中が色彩を失ったよう。
原因を探った時には、その出来事はもう私の記憶から消えていました。
感情は感じることで昇華されるけど、
蓋の奥に押し込めてしまうと、冷凍保存されたみたいにずっと残り続けます。
そして、その蓋を抑えておくパワーも必要です。
感情が昇華されるまでは、
軽くブレーキを踏んでいるような状態が続くことになります。
そして、それがエスカレートすると身体症状につながることがあります。
自律神経失調、婦人科疾患、腸疾患、心の不調。
これらはだいたい、病院で「ストレスが原因です」って言われます。
ココロとカラダはつながっているんです。
*****
【感情に蓋をする人ってどんな人だろう?】
1年前の私は、
「感じたくない感情」を受け止められず、蓋をしてしまいました。
私の場合は「感受性が豊か」で「心が繊細」すぎたのだと思います。
そういうタイプの人は、蓋をすることで自分を守ろうとします。
蓋をすることで、目の前のことがスムーズに運びます。
それから「自分に厳しい」タイプだったなぁと思います。
自分の感じる感情に寄り添えず、そんなこと感じちゃダメだと突っぱねるのです。
そんな風では、蓋の中に隠すしかありませんよね。
でも、この1年で
私は「感じたくない感情」を受け止められる私に成長していました。
自分の心と向き合う中で、
慢性的な問題が緩んで、
どんな感情が湧いても否定せず、寄り添える私になっていたんです。
準備が整ったから、出てこれたのかも。
そうでなければ、せっかく姿を現したその「感じたくない感情」を、
再び蓋の奥に戻すことになっていたでしょう。
だから、今度はきっと大丈夫。
どんな感情でも寄り添ってみようと思いました。
根本さんのカウンセリングや、
いつも話を聞いてくれるお仲間たちのおかげです。
*****
【どんな風に感情を感じていったの?】
怒りが抜けてくると、
こんどはその奥の感情がやってきます。
心に時間軸はありません。
蓋の奥の感情は、感じた時のまんま残っていました。
痛くて、悲しくて、しんどい。
感情を感じているだけなのに、胸の奥がビリビリと痛みます。
あぁ、これを感じたくなかったんだなぁ。。
怖れや不安もいっぱいでてきたけど、
ひたすら感情に身をまかせていきました。
自分に寄り添うことも、ここで強化された感じがします。
もうひとりの私がとても甲斐甲斐しく、
なぐさめてくれたり、ねぎらってくれたり、お茶いれてくれたり、BGM流してくれたり、スイーツ買ってくれたり‥(要は自分に甘々です)。
でも、感情は感じきってしまえば抜けていくもの。
しんどい状態は、ずっとは続きません。
今現在、同じ場面を思い出してもそんなに痛みがありません。
抜けてきてるんだなぁと思います。
たまに波のようにやってくるけど、もう大丈夫。
*****
【蓋の中の感情を感じたら、どんなことが待ってるの?】
1年前には蓋してしまった「感じたくない感情」でしたが、
「感じる」ことで得られたものもたくさんありました。
まず、
痛みを冷静にみれるようになったこと。
もともと「出来事」によって引き起こされた感情でしたが、
それは同時に「私の中の慢性的な痛み」を突いていたから余計に痛かったんだと気づけて、すごく納得できたんです。
冷静になれたからこそ、気づけたことでした。
それから、
「自分はどうしたいか」という自分軸の視点をもてるようになったこと。
感情に対して、私たちはいつも受け身ですよね。
でも、感じて自分のものになれば、その先は自分軸で選択することができます。
私は「時間がかかっても前に進もう」と自分と約束しました。
なんだかスッキリしています。
あと、
閉じていた感情感覚が戻ってきているのを感じます。
変な話だけど、最近夜に外を歩くのが怖くなって困ってる笑
蓋が外れたのだから、当然といえば当然。。
その他にも、
自分に寄り添える私になれてたことが実感できたことも嬉しかった。
蓋の奥の感情と繋がることは、自分と繋がること。
大きな壁を乗り越えて、自分との絆がより強くなった感じがしています。
まだ癒えきれてはいないし、
「あぁ1年も過ぎてしまった!」という想いもなくはないけど、
あの頃の繊細すぎる私のまま前に進むよりも、
今の私の方がきっと力強く前に進めるはず。
他にも蓋してる感情ないかなぁと探してみようと思っています。
心の世界は広くて深いですね!
心理カウンセラー リエコ
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