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心理カウンセラーリエコのブログ

友人の心の穴を埋めてあげたい【ココロノマルシェ】

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心理カウンセラーのリエコです。

今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います。

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】+++++++++++++++++

ずっと応援したアイドルが卒業

「ふと感じる 寂しさ、孤独感を癒す本」を読みました。

120ページから“誰かを応援する”という与える行為で孤独感から自分を救い出すについて。

 

お友達が9年間ずっと応援しているアイドルが最近卒業することが発表しました。

“失恋みたいに心にぽっかり穴が開いたようです”と言いました。

私なんとかしたいですけど、どうすればいいかわかりません。

from when_it_rains_it_poursさん 

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when_it_rains_it_poursさん、はじめまして!
心理カウンセラーのリエコです。

 

書籍「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」にある
「誰かを応援することで孤独感から自分を救い出す」
という部分が、お友達と重なったんですね。

 

お友達の「心にぽっかり穴が開いたようです」という言葉を聞いて、

「もしもお友達が『応援する』ことで孤独感から救われていたなら、応援するアイドルが卒業したあと、お友達は『孤独感』から自分を救い出せなくなってしまうのではないか」と心配になり、

私はどうしたら「心にぽっかり空いた穴」を癒してあげられるんだろう、
私はどうしたら、元気を与えてあげられるんだろう、

そんな気持ちから、今回ご相談くださったのではないかなと思います。

 

when_it_rains_it_poursさんは、お友達の痛みを”自分のこと”のように感じられる、優しくて思いやり深い方なんですね。

 

“失恋みたいに心にぽっかり穴が開いたようです”と言いました。

結論からいうと、

お友達が感じている「大好きなアイドルと会えなくなってしまう寂しさ」や「応援していた人を失った喪失感」については、

あなたにも、他の誰にも、埋めてあげることはできません。

「感じる心」というのは、感じている”本人だけ”のものであり、
他の誰かがコントロールすることはできないからです。

 

でも、
心の中にできてしまった「穴を埋める」ことはできなくても、
心の痛みに「寄り添う」ことは、できると思うんです。

なので、もしも私だったら、こんなことをしてみるかな・・と思います。

お友達の想いを、ただただ聞いてあげる。
「話すは放す」といいます。お友達の中にあるぐるぐるとした感情を、話すことで吐き出させてあげるイメージです。ただただ、聞いてあげます。

お友達の気持ちを、自分なりに理解する。
同じ経験をしていなくても、同じ感情を感じられなくても、お友達の気持ちを「思いやる」ことはできます。あなたの「理解したい」という想い、それ自体が、お友達に安心感や心強さを与えるのではないかなと思います。

お友達の「寂しさ」や「喪失感」が癒えるよう、祈る。
「祈り」は通じるといいます。心の中で、お友達の「心の痛み」が癒されるよう祈ること、またそんな気持ちでいることも、お友達への寄り添いです。

お友達が1日も早く元気を取り戻すことを信じ、応援する。
お友達には「元気を取り戻す力」があると信じることができたら、「なんとかしてあげたい」の想いは「応援」に変わります。

 

少し時間はかかるかもしれないけど、

あなたの「思いやりの気持ち」は、きっとお友達の痛んだ心を優しく包み込み、癒すに違いありません。

when_it_rains_it_poursさんのあたたかい気持ちが、お友達に伝わりますように。。

 

        *****

 

さて。ここで、ちょっとだけご質問の主旨からはズレるのですが、
ご相談文を読ませていただいて、私が感じたことを1つお伝えさせてください。

それは、あなたの「なんとかしてあげたい」という気持ちについてです。

 

今回あなたがご相談くださったのは、

お友達の言う「心にぽっかり穴が開いたようです」というのは、
こんな気持ちなんじゃないのかな。
それはしんどいよね。。

そんな風に、お友達の心情を思い浮かべ、その「しんどさ」に共感する想いが、あなたの中にあったのではないかと思うんです。だから、

何とかしてあげたい。力になってあげたい。
でもどうすればいいのかわからない。。 

そんな風に思って、ご相談をくださったのかな・・と。

 

もしもそうなら、
具体的な状況はわかりませんが、あなたの中にも、何か「しんどさ」のようなものがあるのではないでしょうか?

だから、お友達に自分を重ねて、「なんとかしてあげたい」と思ったのではないかな。。

 

だとすると、
「なんとかしてあげたい」状況にあるのは、お友達だけなのかな・・ということになりますね。

「お友達を助けたい」の奥にある「私を助けてほしい」の想い、もしくは、それに近い感覚にお心当たりはありませんか?

 

もしもお心当たりがあるなら、今は、お友達よりも先に、自分のことに目を向けて、自分を助けてあげる時かもしれません。

そして、もしかしたらあなたも無意識に「お友達を応援する」という与える行為で、自分を救い出すことをしようとしていたのかもしれません。

 

        *****



心理学では、よく「まずは自分」といいます。

お友達のことももちろん心配だけど、

もしも後半部分にお心当たりがあるなら、まずは自分に意識を向けてみるのはいかがでしょう?

具体的には、「お友達」にしてあげたいと感じたことを、「自分」にしてあげるんです。

自分をたくさん癒して、たくさん喜ばせてあげるんです。

そして、お友達に「与える」ことをするときには、
「まずは、自分が十分に癒され満たされる。そして、溢れた分をお友達に注ぐ」というイメージを持ってみるといいかもしれません。

 

短いご相談文だったので、後半は私見も入りましたが、参考になることがあれば嬉しいです。

ご相談くださり、ありがとうございました!

 

心理カウンセラー リエコ
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