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心理カウンセラーリエコのブログ

私の「カウンセラーの定義」。

お弟子さん講座が始まりました。

10月の講座は「カウンセラーとは」といったテーマで、いろいろな観点から掘り下げていきました。

 

私の「カウンセラーの定義」は?

興味深かったワークの1つに、「自分にとっての『カウンセラーの定義』を紙に書き出し、チームでシェアする」というものがありました。

最終的に私のノートに並んだのは、自分の考えた定義と、チームのみんなが出し合った定義の中でいいなぁと思うもの、計10個ほど。

衝撃だったのは、そのあとでした。

根本さんが「ワクワクするものを残して、それ以外は消してください」って!

 

「定義は出来るだけ手放したほうがいい。それは、あなたを縛るものになるから。」

自分の中に定義があると、それにそぐわないと思う分だけ自分を責めることになり、結果、自分の定めた定義に苦しむことになります。

「自分の理想」と「現実の自分」を比較してしまうんですね。

それが、自己肯定感を下げることにつながるなら、定義など持たない方がよさそうです。

 

そうやって削っていった結果、私のノートに残ったワクワクする定義は、これ1つになりました。

◆クライアントさんのいる場所からは見えない、その人の世界を、伝える人

私は、「その人の価値&魅力を見つけ、伝える」という作業が大好きです。

でも、たいがい「自分の価値&魅力」って、自分では気づけないことが多いのですよね。

「問題」も然りです。

問題の中にすっぽり包まれてしまうと、自分を俯瞰する目を失います。

その問題の裏側には、たくさんの「価値」や「魅力」が隠れているのに、問題にすっぽりと包まれてしまうと、自分からは見えなくなってしまうのです。

私は、そんな方の「俯瞰の目」になれたらいいなと思うのです。

 

 

カウンセリング実習

「2年後、あなたはどんなカウンセラーになっていますか」をテーマに、パートナーと2人で、お互いのカウンセリングをしました。

急なお題だったので、2年後の自分など思い浮かべたこともなかったけど、カウンセラー役のお仲間の絶妙な質問に促され、気づけば、話をする前には自覚のなかった「自分の想い」が、口から飛び出していました。

質問に対して、形のない想いを言葉に変換する作業は、頭の中の整理に繋がったり、新たな気付きや理解を深めることに繋がっていくんですね。

私は何かと「自分ひとり」で答えを見つけようとしてしまうけど、誰かにサポートしてもらうことで、自分とより深く繋がれるというのは、とても興味深い体験でした。

 

初めての「お弟子さん講座」は、これから始まる学びへの意気込みをよい意味で壊され、いろんな意味で自由になれた2日間でした。

今後も、自分らしくマイペースに楽しんでいきたいです。