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心理カウンセラーリエコのブログ

自分の潔癖さを緩めたい。【ココロノマルシェ】

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心理カウンセラーのリエコです。

今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います。

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】+++++++++++++++++

自分は潔癖なのか、何か原因があるのか

最近気になっているのですが、私は身につける下着や服、特に肌にあたる部分が床についたりすると絶対洗わないと使いたくないと感じたり、落としたりした時にイライラします。

「床は汚いもの」と感じているのかどうか、掃除をしたからといってそれがなくなるかどうかはよくわかりません。

食事等でも、テーブルに落ちたものは食べられないので、それが同じなのかどうか…

でも、他のことで「過度に清潔を保ちたい」「他人が触ったものを触れない」ということもありません。

そして、sexで自分の大切な部分に触れられる時、する前に相手に手を洗ってほしいと思って、言ってしまいます。

今までは、服を落とした時、自分が触られる時、それぞれの場面で感じるだけでしたが、ふと、自分に直接的に触れるものに対して敏感なのか、これらが繋がっているのではないか、と感じはじめました。

こういったことがカウンセリングの対象になるのかわかりませんし、
何か原因のようなものがあるのかわかりませんが、対人関係に関することは緩めたいと感じています。

よろしくお願いいたします。

from tomoさん

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tomoさん、はじめまして。
心理カウンセラーのリエコです。

 

「潔癖」という言葉って、とてもパワフルなワードだなと思います。

「清潔感へのこだわり」と言い換えるとそれほどでもないのに、
この単語を用いただけで、なにか”病的なもの”のような印象を感じさせてしまうから不思議です。

 

tomoさんも、ご自分なりの「清潔感へのこだわり」をお持ちとのこと。

でも、対人関係においては、そのこだわりを緩めていきたいなと考えて、ご相談くださったんですね。

tomoさんのお話をうかがって、私が感じたことを書いてみたいと思います。

 

        *****

感じ方のこだわりって、誰もが何かしら持っているものではないかと思います。

特に「清潔感」においては、本当に人それぞれの感じ方がありそうです。

 

そう言われてみると・・私にも「清潔感へのこだわり」があります。

私は、水が溜まってニュルっとなるのが嫌なんです。

なので、お風呂と台所は、使用後にできるだけ水滴が残らないよう拭きとります。

洗面所の水滴はぜんぜん気にならないんですけどね・・なんでだろう?

考えたことがなかったけど、これもきっと、私なりのこだわりなのだと思います。

 

ご相談文を読ませていただくと、
tomoさんが気になっている点は、このようなことでした。

● 身につける下着や服、特に肌にあたる部分が床についたりすると絶対洗わないと使いたくないと感じたり、落としたりした時にイライラする。

● 食事等でも、テーブルに落ちたものは食べられない。

● sexで自分の大切な部分に触れられる時、する前に相手に手を洗ってほしいと思って、言ってしまう。

これらの共通項は、
◆見えない菌の存在がこわい
◆見えない菌が体に入ることがコワイ

といった感じなのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?

 

でも、他のことで「過度に清潔を保ちたい」「他人が触ったものを触れない」ということもありません。

どうしてそのような感覚を持つようになったのかは、詳しくお伺いしてみないとわかりませんが、気になるポイントが部分的なものであることから、考えられる理由としては、
◆過去に、菌が入って炎症を起こしたことがある。または、不安になったことがある。
◆小さい頃に「菌が入ると病気になるよ」といった言葉を掛けられ、今も深く印象に残っている。

このようなことかなと思うのですが、お心当たりはありますか?

 

tomoさんが気になるポイントやその経緯については、tomoさんにしかわからないことなので、ご自分のこだわりを知る意味でも、いちど掘り下げてみるといいかもしれません。

 

        *****

 

物事の感じ方や感覚って、その人ごとに違うものです。

なのに、それを「普通の人は気にならないのに、自分は気になってしまう」と受け取ってしまうと、つい「私は異質だ」と感じてしまいがち。

 

でも、「普通」というのは、単なる多様性の平均値です。

感じ方が全く同じ人なんて存在しないし、人それぞれであるならば、
tomoさんは異質でも何でもないと、私は思います。

 

もしかしたら、tomoさんがそうした感覚を持つようになったのは、何かしらの原因があるのかもしれませんし、もしもそれがわかるなら、程度を緩めることができるかもしれません。

でも、「感覚はひとそれぞれ」という考え方に沿うならば、これは乗り越えなければならない問題でもない気がします。

tomoさんのその感覚を、誰かに合わせたり、無理に変えたりしないで、
「この感性はわたしの個性」と認め、大切にしていかれてもいいのではないかと私は思うのですが、tomoさんはどのように感じられますか?

 

床についた服を「洗わないと使いたくない」と感じたり、
テーブルに落ちた食べ物を食べなかったり。

それは、tomoさんが自分の感覚を大切にして、自分を守ってあげている行為です。

そうすることで安心や安全を感じられるんですものね。

自分を安全な場所に置くために、不快から自分を守ったり、配慮してあげているだけです。

 

もしかしたら、今はその性質が顔を出すたびに「あぁまた潔癖が出てる・・」とストレスに感じてしまうのかもしれませんね。

でも、それらは「自分を愛する行為」にほかなりません。

とても優しい、自分への思いやりです。

 

何か原因のようなものがあるのかわかりませんが、対人関係に関することは緩めたいと感じています。

sexで相手に「手を洗って欲しい」って、たしかに言いにくいものがありますね。

言い方によっては、相手の手を汚く感じているように思わせちゃいますもんね。

でも、この感覚はtomoさんの大切な個性なので、なかったことにしないで、そのまま伝えたらいいと私は思います。

tomoさんを大切に想ってくれる人なら、トモさんの感覚も大切にしてくれるのではないかと思うからです。

 

        *****

 

tomoさんのお知りになりたかった「清潔感へのこだわりを緩める方法」ではない回答になってしまいましたが、ご相談文を読んで感じたことを書いてみました。

なにか参考になりましたら幸いです。

ご相談をお寄せくださり、ありがとうございました!

 

 

心理カウンセラー リエコ
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