久しぶりに、自分のことを責めてしまった、この週末。
最近は、楽しいことも増えて、
暮らしている部屋もどんどん自分好みになって、
自分のペースで楽しく過ごしてたのに、
土曜日の朝、健康診断で再検査した結果を聞きにいって、
それがあまり良いものではなく。
たまたま見つかっただけで全く症状はないけど、
自分の免疫が自分を攻撃してしまう病の疑いがあるんですって。
やっと「自分責め」を卒業したと思ったのに、
こんどはカラダが「自分いじめ」を始めてしまったのかーと思ったら、
ガックリきちゃったのです。
・・と言っても症状が全くないので、治療のしようもなく、経過観察。
その場でネットで調べたら、原因は「体質やストレスが複合的に関与」って。
デッドゾーン期のストレスが原因だろうし、
もう通り抜けたはず・・と思っているけど、
なんだかドッと疲れてしまって。
自分で自分を責めることに、つくづく飽きたなー
自分のことを責めているってことは、人に対しても同じように厳しい私なんだもんね。
そんなの、もうやめたい。
自分の中の鬼軍曹から解放されたい。
もっと自由がいい。
心の底から、つくづく、そう思ったのでした。
折しも、病院の待合で読もうと持参した本が、根本師匠の 「罪悪感本」。
自分で自分を責める「罪悪感」の本ですよ。。
なんでコレ読もうと思ったの??
潜在意識ってコワい。
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帰宅して、
罪悪感本を読んで、
いちばん好きな韓流ドラマ「ピノキオ」を観て過ごした。
「ピノキオ」は、イ・ジョンソクとパク・シネが出演する、「自分にウソをつかない」ことの尊さを描いたドラマ。
これを観ながら、
合間にちょっと落ち込んで、
またウジウジしてる…と自分を責めつつ、
「なんで私は『自分責め』しちゃうのかなぁ。もうやめたいのに…」
「まだクセが抜けてないんだよね、仕方ないよ。」
と自問自答を挟みこむ。
わかってる。
私の中の鬼軍曹は、私のために言ってくれてるんだってこと。
私がまた痛い想いをしないように、
困ったことにならないように、
嫌われないように。
そして、日曜日の今日。
大好きなサトヒカウンセラーのカウンセリングで、胸の内を聞いてもらった。
不安でぐるぐるぐるぐるしているものを吐き出すと、
サトヒちゃんは、私のまとまりのない話を、
「うんうん、うんうん」と聞きながら、
絡まった糸をほどいたり、つなげたり、
私を取り囲む景色を眺めて伝えてくれたり、
私には全く想像もつかない視点を教えてくれたり。
そんな中で、サトヒちゃんが
「自分のこと、嫌い?」と。
その時はあまりピンとこなくて(なんて答えたか覚えてない)、
でもこの質問がずっと心に引っかかってて、
カウンセリングのあと、気づきにつながった。
(サトヒちゃんには別のテーマで話をきいてもらったのですが、私の中の風通しをよくしてくれるようなカウンセリングをしていただきました。ありがとうございました!)
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デッドゾーン期は、何もできない自分に、
「今は、しょうがない」とよく声掛けしてました。
実際、あの時は本当に何にもできなかったし、
元気になったら「元に戻る」って思っていたから、
その一言で、ウジウジしている自分を許せたの。
諦めがついた、っていうのかな。
でも、元気が戻った今、
その言葉では落ち着かず、
なんとなくネガティブな気持ちが残るのは、
ウジウジしている自分が嫌いだからだ。
私、自分のことが嫌いなのかもしれない。
自分の本質である「繊細さ、のろさ、マイペース」が嫌いで、
それが自分であると認めたくなくて、
そうじゃない自分を「自分像」にして、
本質が出てくるたびに叩いていたのかもしれないな。
「元に戻る」もなにも、
ウジウジしているのが本質で、
ずっと本質の自分を責めてきたのだ。
それはたしかに、苦しいよね。。
韓流ドラマ「ピノキオ」には、
「自分の利益のために、真実を曲げる人」と、
「自分に不利なのに、真実を語る人」がでてきます。
自分にウソをつかないことで、欲しいものを逃したり、悲しい想いもするのだけど、
自分にウソをつかないからこそ、人と深く繋がれたり、相手方の心を動かしていきます。
それは、「自分との信頼関係」が築けているから。
その、自分にウソをつかない清々しさが、本当に素敵なの。
「自分の本質を受け入れない」のは、自分にウソをついているのと同じだよなー
ドラマを観ながらそんなことを想い、
受け入れていかないとな・・と思ったのでした。
嫌いな自分を「それが、私」と受け入れるって、抵抗もあるし、とにかくしんどい。
でもそういう時は、「嫌いな私」のポジティブな側面をみていきます。
・繊細さ ⇒ 感性が豊か
・のろさ ⇒ 丁寧さ
・マイペース ⇒ 素直さ
んんん。ちょっと無理やり‥汗
そもそも自分の嫌いなところだから、浮かびにくいんですよね。
でも、長所と短所はウラオモテ。
短所の裏側には、必ず「素敵な魅力」があるのです。
そんな優しい眼差しで、自分のことを見てあげよう。
それをちょっとづつ重ねていこう。
長くなってしまったけど、この週末の出来事でした。
心理カウンセラー リエコ