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心理カウンセラーリエコのブログ

私と関わりの深い「3人の男性」について【ココロノマルシェ】

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今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います!

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】+++++++++++++++++

講師に父を投影している私と主人について

お世話になります。
わたしは50歳既婚です。

父と主人、心理カウンセラー講師の男性について相談です。

私が子どもの頃、父は、単身赴任が多く私はあまり父に甘えた記憶はありません。
 久しぶりに帰省してもどのように接していいのか?わからなかったのだと思います。
 寡黙で優しい父ではあったのですが父のいる生活は非日常だったので、長期間になると
正直、早く出張に行ってもらいたいなと思いました。
その父は55歳でリストラにあい、再就職もせずにお酒に溺れ
借金をして私たち兄弟が立て替えたり、数年は仕送りをしました。父より2つ下の母は
65歳まで会社員をして生計を立てていました。

夫は現在会社員。大学卒業後は営業で月収7桁近く稼いだことも
数回ありましたが現在は正直、夫の給料だけではやっていけません。父と同じ優しく
真面目です。ずっと共働きでしたが、この3月に私は職場の人間関係で疲れてしまい
退職しました。
 収入面では私の方が夫より稼いでいました。私が稼いだお金をあてにされることはなかったのですが、結果的に車の購入や、住宅ローンの返済、教育費などの捻出は私で、稼いでも稼いでもお金はたまりませんでした。
そんな彼に対して、心のどこかで年収の少ない彼に対して
「もっと稼いで欲しい」「私は専業主婦になりたかった」と思っていました。

そして、カウンセラーの講師についてです。現在、心理の勉強をしていますが、講師はどこか父に似ています。優しいところ。私は講師の前で頑張っちゃたりしちゃう。ラインの内容で一喜一憂したりする。好きなのかな?それは父を投影していることはわかっています。しかし、つい講師に会いにいくのが楽しかったり何より心理の勉強をするのが新鮮でした。一方で怖さもありなんとも自分の感情をコントロールできないこともあります。その講師に、えりちゃんの笑顔は防衛反応と言われ無意識に今まで笑顔でいたことを見透かされた気分で悲しくなってしまいました。なんで?早く話してくれなかったのだろう??ってきづかずに今まで行動していたことがバカなんじゃないかと自分が嫌になりました。騙されたような?気分にもなりました。一方で私のことを大きな心で見守っていてくれてるのかな?色々考えてしまいました。講師にはえりちゃんは素直でいい子と思われていると思います。

この3人の男性について、仕事について、旦那より稼ぐことについてブロックがあるような気がします。夫の収入を少なくしているのか?このブロックを外すにはどうしたらいいのか?また心理の講師に対して依存せず、変な感情も持たずに一緒にビジネスをしたいと思います。私の気持ちってどうなんでしょうか?

from えりさん

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えりさん、こんにちは。
カウンセラーのリエコです。

えりさんは、心理学を学ばれているんですね!
ご相談文に登場する3人の男性は、えりさんがご自分の心を掘り下げていく中で「関わりの深い人物」として挙げられた方なのかなと思いながら、読ませていただきました。 

私の気持ちってどうなんでしょうか?

「自分のことは、よく見えない」といいますが、逆に「第三者の方が自分のことがよく見えている」ことってありますよね。

えりさんのご質問の主旨が掴みづらかったのですが、今回は「カウンセラーの目線で、質問文を読んで感じたことを聞かせてほしい」という主旨で、すすめさせてください。

 


■お父様のこと

お父様は、単身赴任で家を空けられることが多かったんですね。
離れて暮らす時間が長くなることで、「父のいる生活は非日常」となり「長時間になると正直、早く出張に行ってもらいたいなと思いました」となってしまうのは、さみしいけれど仕方のない現実ですね。。
そしてそんな環境の中で、えりさんご自身も、子供ながらに「父のいない家庭」を支える役割を、少なからず担われてきたことは、想像に難くありません。
 

私たちは本来、子供の頃は親に「依存」して育ち、思春期に反抗期を迎えて「自立」します。
しかし、

私が子どもの頃、父は、単身赴任が多く私はあまり父に甘えた記憶はありません。

その講師に、えりちゃんの笑顔は防衛反応と言われ無意識に今まで笑顔でいたことを見透かされた気分で悲しくなってしまいました。

これらの文章からも、えりさんは、子供の頃から「自立」の状態にあったのではないかと感じました
・子供の頃はどんな子供でしたか?
・母親に対しては、子供らしく甘えられていましたか?
・子供の頃から周りへの気遣いをしたりしていませんでしたか?

また、えりさんのお父様にも、家族を支えるために単身で仕事に励まれたご苦労や、家族と離れて暮らすさみしい気持ちがあったのではないかな。。
なのに、私生活を脇に置いて励んでこられた仕事先から、リストラされてしまい、自暴自棄になってしまわれたのかもしれません。
そして、お父様のリストラ後には、えりさんやご家族のみなさんにもいろいろなご苦労があったんですね。
お互いを支え合い助け合ってこられたご家族なのだなと感じました。

お父様は、えりさんのその後の人生の中で、「投影」という形で現れます。えりさんの心の中には、お父様への何かしらの想いが、今も深くあるのではないでしょうか。

 


■旦那様のこと
旦那様は、お父様と同じ「優しく真面目」な方なんですね。
そして、大学卒業後はたくさん稼いでおられたのに、ご結婚後は共働きが必要になり、最終的にはえりさんの方が収入が多かったとのこと。。

私は結婚の経験がないので、ここからは「理想論」になってしまうかもしれませんが、以前パートナーシップに関する講義で、「パートナーシップの完成形は『相互依存』である」と学びました。
これは、「出来ることは自分でやる、できないことはパートナーに頼る」という在り方をいいます。

それを踏まえて相談文を読ませていただくと、もしかしたらえりさんは、結婚前の「自立」の状態のまま結婚生活に突入し、そのまま「支える役割」を担い続けてこられたのかもしれません。
それは仕方のないことですよね、だってそのスタイルしか知らなかったのですから。。

でも、そういう意味では、旦那様が生活を支えてくれている今が、「相互依存」という新しいスタイルを築いていくチャンスかもしれません。
具体的には「えりさんに出来ることはえりさんがやり、出来ないことは旦那様に頼る」スタイルにシフトしていくのです。
もしも、これまでの生活で「えりさんが担ってきたモノの比重が大きい」のであれば、旦那様に少しお返しして、バランスを整えていくといいのかもしれません。
よって、今後のえりさんの課題は、旦那様に「頼る」「ゆだねる」ことになるのかなと思いました。

この3人の男性について、仕事について、旦那より稼ぐことについてブロックがあるような気がします。夫の収入を少なくしているのか?このブロックを外すにはどうしたらいいのか?

「相互依存」という新しいスタイルにシフトすることが、えりさんの言う「お金のブロック」につながるのかはわかりませんが、このスタイルチェンジで、何かしらご夫婦の関係性に変化が生じることは、期待できるのではないかと思います。

 

 

■カウンセラーの講師
カウンセラー講師の方も、お父様に似て「優しい」方なんですね!
えりさんもおっしゃっている通り、私も、えりさんはカウンセラー講師にお父様を投影しているのかなと思いました。
そして、子供時代に封印した「依存(甘えたい気持ち)」が、その方を通して、解放されているのではないかと感じました。

また心理の講師に対して依存せず、変な感情も持たずに一緒にビジネスをしたいと思います。私の気持ちってどうなんでしょうか?

尊敬する講師に「父親」を重ねてしまうのも、未消化の気持ちが出てきてしまうのも、えりさんにとってはとても自然な流れだったと思います。
そして、えりさんがこのように悩まれているということは、えりさんにとってこの講師の方は、これからも大切にお付き合いしていきたい方なんですね。
でも、今後もしも、師弟関係としてだけでなく、ビジネスとしても関わっていきたいとお考えなら、ここでいちど気持ちを整理してみてはいかがでしょうか。

・これから自分はどうしていきたいのか
・講師との関係の中で、自分はどう在りたいのか
といったことについて考えてみたり、

「これまで講師に満たしてもらってきた未消化の愛情を、自分自身で満たす」というシフトチェンジも必要になってくるかもしれません。
もしも「自分自身で満たす」ことを難しいと感じるならば、旦那様を頼ってみるのはいかがでしょうか。

 

 

■大切な人との関係を見直してみよう。
表題に「講師に父を投影している私と主人について」とありますが、私は、講師の方だけでなく、旦那様にもお父様を投影しているのではないかと感じました。
それは、えりさんがお父様を支えられてきたように、旦那様に対しても「支える」お役目をされてきたことからも、うかがえます。

なので、「旦那様との関係を整えること」「講師の方との関係を整えること」は、えりさんにとって「お父様との関係を整えること」につながっていくのではないかと思います

具体的にいうと、
現在は、えりさんにとって「お父様」のポジションと「旦那様」のポジションが重なっているように私には見えるのですが、ご夫婦の関係を「相互依存の関係」に整えることで、「お父様」と「旦那様」のポジションを切り離すことができますね。
そして、「えりさん」と「講師」との関係を整えることは、父親に求めていた依存の気持ちを浮き彫りにしていくものと思われます。

その上で、「えりさん」と「お父様」との関係を改めて見ていくと、えりさんが懸念している「ブロックを外す」ことについて、何かしらのヒントが得られるかもしれません。


ご参考になりましたら嬉しいです!

 

 

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