tea time

心理カウンセラーリエコのブログ

『他人を信用しない・負けたくない』から抜けたい【ココロノマルシェ】

f:id:riekoapple:20200611150002j:image

 

今日は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えしたいと思います!

ココロノマルシェとは

根本裕幸カウンセラーの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、寄せられたご相談にお答えする、お悩み掲示板です。 

+++【ご相談】++++++++++++++

こんにちは。
私は他人からアドバイスされるのが凄く嫌でどうしても我慢できません。
例えば、仕事を辞めた報告をした時に嫌な理由を説明して「そんなのどこでもあることだよー」と言われたのが許せなくて「だったら変わりにあなたが働いてきてよ、働いてから言って、何も知らないくせに!」と言い返したり…
ダイエットがうまくいかない時に彼氏から「そんなんじゃ痩せないよ・こうしたらああしたら」と言われるのも許せなくて「簡単に言うけどあなたダイエット勉強してるの?それでうまくいかなかったら責任とってくれるの?土下座して謝れよ?言うとおりにして失敗したら困るのは私なんだからね、無責任に言うな!」と言い返したり……
誰かの言うとおりにして成功するよりも、間違えて失敗しても自分で決めて選んだ道の方が良い、と考えてしまいます。
なのでもちろん、失敗の道ばかりを進んでいます(笑)
でももう辞めたいです、でも他人を信用するのが嫌です、すごくわがままですが、この状態から抜けたいです。
地雷のない人になりたい、穏やかで幸せな毎日を過ごしたいです。

from ロコさん

+++++++++++++++++++++++++++++

 

ロコさん、こんにちは!
カウンセラーのリエコです。

日常の何気ないコミュニケーションの中で、自分の感情が大きく反応してしまうこと、誰にもあることですよね。
そんな中、ロコさんは「自分のパターン」に気付き、「この状態から抜けたい」と行動をとられていることが素晴らしいです!
ロコさんのお悩みが少しでも解決に向かうよう、私なりに紐解いていきたいと思います。


★「怒りは感情の蓋」
ご相談文を読んで気になったのは、ロコさんが他人からアドバイスを受けた時に湧き上がる「怒りの感情」です。
「怒りは感情の蓋」という言葉があって、これは「怒りの後ろ側には、何かしらの感情が隠れている」という意味なのですが、これに当てはめると、ロコさんの怒りのうしろ側には、どんな感情が隠れているのでしょう?


そして、さらに気になったのがこの部分。

誰かの言うとおりにして成功するよりも、間違えて失敗しても自分で決めて選んだ道の方が良い、と考えてしまいます。
なのでもちろん、失敗の道ばかりを進んでいます(笑)

でももう辞めたいです、でも他人を信用するのが嫌です、すごくわがままですが、この状態から抜けたいです。
地雷のない人になりたい、穏やかで幸せな毎日を過ごしたいです。

「なのでもちろん、失敗の道ばかりを進んでいます」ということは、ロコさんの中には「自分で決めて選んだ道は、失敗する」という感覚があるのでしょうか?
表題にも「負けたくない」という文言がありますが、この言葉をチョイスされるということは、ロコさんの中に「私は負けている」という想いがあるのかな。。

そういう前提で、この文章を読んでみると、こんな風になります。

他人の言うとおりにすれば成功するのに、他人を信用するのは嫌。
他人を信用して、人の意見をすんなり聞き入れられるようになりたい、そうすれば「穏やかで幸せな毎日」が過ごせるはず。

他人からアドバイスされるたびに「他人の言う通りにすれば成功する(=どうせ自分は失敗する)」という想いになるのなら、それはとてもしんどいことだし、アドバイスを素直に受け取れないのは当然ですよね。
このようにして、ロコさんは、アドバイスを受けるたびに、無意識に自己否定して自分を責めているのではないでしょうか。
そして、「他人にアドバイスされる」たびに「人から責められている」ような感覚となり、相手が「敵」の立場になるから、「負ける」という表現になる・・と考えると、つじつまが合ってきます。
すると、冒頭でお話した「怒りの後ろ側にある感情」は、「自己否定」であり「無力感」なのかなと思うのですが、お心当たりはありますか?

 

また、あと1つ気になることがありました。
ロコさんが「間違えて失敗しても自分で決めて選んだ道の方が良い」という考えをお持ちであれば、誰に何を言われても関係ないはずですよね。
なのに、「他人からアドバイスされるのが凄く嫌でどうしても我慢できない」くらい、ロコさんの感情は、人の言葉に揺さぶられてしまいます。

揺さぶられてしまうのは、人の言葉が、自分と他人の境界線を越えて、自分の中に入り込んできてしまう感覚なのかなと思うのですが、いかがでしょうか?
また、これがパターンとなっているということは、これまでのロコさんの「人との関わり」の中に、同じような関係性があったのかなと考えてしまうのですが、お心当たりはありませんか?
また、普段から、自分と人との間に境界線を引くことが苦手だったり、人との距離感が掴みづらかったりということはあるでしょうか?
もしもカウンセリングの場でしたら、ロコさんの中にこうした関係性が培われた原因をたどってみたいです。

 

★自分と仲直りしよう
ロコさんは、誰かから「アドバイスを受ける」ことで痛みが生じてしまうから、「痛みを感じたくない」という気持ちが働いて、アドバイスをしてくる相手に怒りを感じてしまうようです。

そうやって、一生懸命に自分を守ろうとしているんですね。

でも、もしかしたらそのアドバイスは、相手にとっては「ロコのためを思って」の好意であったり、愛情表現かもしれません。

それさえも、攻撃とみなしてしまうのは、今のロコさんにとっては仕方がないことですが、でもそれって、とてももったいないことですよね。

ロコさんが「でももう辞めたいです」というのは、もしかして「他人を信用できないこと」ではなくて、「相手の言葉を受け取れないこと」なのではないでしょうか??

 

そこで、相手の言葉を受け取れるロコさんになるために、私から2つの提案をさせてください。

❶自分軸を持つ
もし、自分軸がしっかりとあれば、自分と他人との間に境界線を引くことができるので、人からどんな言葉を掛けられても「あなたはそう思うのね、でも私はこう思うの」と、自分の考えを揺るがされることがありません。
また、他人の意見がいいなと思えば「あなたの考えもいいわね!」といって、相手の良いところを取り入れて、自分の意見をさらに高めることができます。
これは、ロコさんの「痛み」の原因を解消することが改善のキーになるかもしれません。
「人は人、自分は自分」と思えることで、ロコさんが望まれている「この状態から抜けたい」という状態にグンと近づけるのではないかなと思います。

❷自分と仲直りする
今のロコさんは、自分を否定して「自分を責めている状態」と言えます。
だから、他人からアドバイスされた時も「責められている」と感じ、身構えてしまうのではないでしょうか。
でも、もし自分が「自分に寄り添う存在」「応援する存在」であったなら、相手のアドバイスに身構える必要がなくなるので、むしろそれは「自分を高めてくれる応援」と感じられるようになります。
そうなるためには、自分の「良い所」をたくさん知り、「悪いところ」は直さず受け入れ、どんな自分も「自分らしさ」であり「魅力である」と感じられる境地を得ることかなと思います。これを「自己肯定感」といいます。
自己肯定感は、上げようと思ったらすぐに結果がでるものではなく、日々コツコツと育てていくものです。なので、根気がいりますが、ロコさんの「穏やかで幸せな毎日を過ごしたい」という想いには、これなしにはあり得ないというくらい大切なアイテムです!
まずは、寝る前に「今日頑張ったこと」を5つ挙げてみる。
そんな小さなことから始めてみませんか?
自己肯定感については、根本さんの本に詳しく書かれています、とても良い本ですので、是非読んでトライしてみてください!

nemotohiroyuki.jp

 

質問文にあった「他人の言葉を信用して、誰かの言うとおりにして成功する」というゴールを、「自分と仲直りして地雷を取り外し、『自分の意見』と『相手の意見』のいいとこどりをして成功する」というゴールに変えていくことで、ロコさんの毎日が心穏やかでお幸せになりますように!

 

 

心理カウンセラー リエコ
お問い合わせはこちらへ