仕事復帰初日。
3ヶ月ぶりの自分のデスクは、休みに入る前と変わらず、カレンダーも5月のまま。
でも、エントランスに飾られている生花は、こっくりと深いオレンジ色のピンクッション。もう秋の彩りです。
突然の休職だったし、3か月も仕事を休むなんて初めてだったから、
いろんな方にたくさん迷惑をかけてしまったことがわかるだけに、
休職中から申し訳ない気持ちでいっぱい。
その罪悪感から、復帰が近づくにつれ、
「ペナルティがあるのではないか」
「元の仕事に戻れるのかな」
「体の丈夫な人と交代させられちゃったりしないかな」
思考はぐるぐると要らぬ想像をめぐらせ、不安を掻き立てていました。
でも、上司は復帰をとても喜んでくれて、私の場所はそのまま空けてあり、
「復帰後、負担なく仕事に戻れるように」と仕事環境を整えていてくれました。
仕事相棒が「並んで座るのは3ヶ月ぶりなのに、スッと『いつもの感じ』に戻りますね!なんか、安心する〜」と。
3ヶ月、彼女はこの場所で2人分の緊張感を背負ってくれていたのでしょう。
支えてくれたことに心から感謝です。
体が慣れないせいか、初日は、まだ午前の仕事が終わらないうちにグッタリ。
以前のようには頑張れないことに、申し訳なさのようなものを感じます。
でも、体の強制終了を経験した私にできる恩返しは、
仕事を頑張ることではなくて、
この仕事場を「心と体も健康に仕事ができる場所」にすること。
今後また同じことが起こらないよう、
「自分たちだけで仕事を抱え込まず、難しいときには助けを求める」
「体の声に耳を傾けられる程度の仕事量になるよう、創意工夫する」
という新しいスタイルにシフトチェンジしていきたいと思っています。