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心理カウンセラーリエコのブログ

完璧主義と理想主義を攻略する!【心のメイクを落とすWSⅢ レポート】

カウンセラーのリエコです。

 

根本さんの心理学講座レポート!
「誰かのために、愛されるために、必要とされるために、自分自身に分厚いメイクをして生きてきた人たち」を主人公に描いた著書「いつも無理してるなと思ったときに読む本」をもとに、3回に分けて掘り下げていくWSの3回目で、

今回のテーマは「何かと背伸びをして、前向きに頑張ってきたけれど」

●完璧主義のメイク
●理想主義のメイク
●思考優位メイク

無意識に重ねてしまったこれらのメイクを、さまざまなワークで掘り下げて、落としていきました。

 

個人的には、ヤタさんのグループカウンセリングで「自分が幸せになること」にフォーカスした直後に、ズドンと「強烈な自己否定」に落ちてしまっていたタイミング。。

そんな私にとって、まさにメイクを落としてもらったような、重苦しいヨロイを脱がせてもらったような、心軽やかになるセミナーでした。

 
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完璧主義と理想主義

「完璧主義」は、完璧であることを求めるあまり、常に不足を探し、なかなか目標達成に至りません。

また、完璧であることが大事なので、完璧にできないものに対して手を付けらない、行動に移せない、という心の作用が働きます。

 

「理想主義」は、外側から持ってきた基準を自分の上に掲げ、「こうあるべき」「できてあたり前」といって自分のお尻を叩き続けます。

その外側の基準が、「自分の求めているもの」でなく「他人に求められているもの」になっていくと、いつの間にかそれは苦しみでしかなくなっていきます。

 

「完璧主義」にも「理想主義」にも言えることですが、これらが思考のクセになっている人は、いつも「今の自分は不十分である」と自分を否定しています

 

 

完璧でないとだめなのか? 

そこで、ワークでは、「自分がつい『完璧さ』を求めてしまう事柄」をリストアップし、そのあと「それって本当に完璧でないとダメなのか?」を検証していきました。

すると、私の場合は完璧さを求めるものが8個⇒2個に!

あとの6個は、部屋の整頓/ノートのまとめ(←メモ魔なんです)/など、完璧じゃない人もいるなとか、完璧じゃなくても生きていけるやと思えるものばかり。

これまで「完璧にしたい」という発想がクセになっていただけで、意外と「テキトウでも大丈夫なもの」に力を注いでいたんだなぁということは、大きな発見でした。

 

 

完璧じゃなくても愛される理由とは!

そして今回いちばんの大きな気づきは、もう一つのワークにありました。

それは、「私が完璧じゃなくても愛される、その理由」を書き出すもの。

今日の私は、自己否定のどん底にいるので、うまく思い浮かべられないまま時間がたっていきます。。

でも、ZOOMセミナーのよいところは、他の参加者さんの意見をチャットでシェアしてもらえること。

みんながそれぞれに挙げた「理由」が、次々とチャット画面に上がってくるのを見ながら、「あ、コレ私も!」と思える項目をピックアップさせてもらいました。

例えば、素直だから/明るいから/ポジティブだから、といったもの。あはは、なんか恥ずかしい笑

そして、上がってきた項目の中で私がハッとしたのは、このワード。

「完璧じゃない方が、周りもラクだから」

「完璧だと他人にも厳しいから、恐い」

たしかに、そうですよね!

完璧な人と一緒にいると、自分にも完璧を求められるようなプレッシャーを感じます。敢えてそれを目指すことはないですね、、すっごく納得できました。

そして、さらにその上をいくのがこれ!

「完璧じゃない分、相手が活躍できる」

チャットのお名前をみたら、パートナーシップをメインにしているお弟子仲間の黒江香カウンセラーでした。ふわぁ…さすがです!!

よく根本先生のセミナーでも「自分の短所は、相手に愛させるところ」という言葉を耳にします。

パートナーシップでは「できることはやる、できないところは助けてもらう」という相互依存の関係性が理想となりますが、そこに当てはめると、短所は「直す」のではなく「助けてもらうところ」という考え方が成り立ちます。

であれば、むしろ「完璧さ」は幸せを遠ざけるものといえそうです。

初めて聞いた言葉ではなかったけど、今の私のマインドにズキュンときました。香ちゃん、ありがとう!

 

 

やっぱり自己肯定感。

これらのワークを通して感じたのは、「完璧主義」や「理想主義」を攻略するいちばんの処方箋は、「自己肯定感」なんだなということ。

自分の魅力を十分に知り、自分の短所を「それが私だから」と肯定し、自分と誰かを比較して自己否定するようなことがなければ、完璧主義や理想主義には陥らないのかもしれません。

そういう人は、むしろ短所まで魅力に変えてしまうのでしょう。

自己肯定感が高いって最強だな!とここでも思ったのでした。

 

 

完璧主義を完璧に手放すの罠

これまであまり意識していなかったけど、私は「理想主義」も「完璧主義」もたっぷりと持ち合わせ、思考のクセとなっているようでした。

なので、クセとなっているマインドは、意識的に修正していくことが必要になってくるのですが、そこには「完璧主義を完璧に手放すの罠」というのがあるそうで。

これは「完璧主義な人はついゼロを目指したくなるけど、そうではなくて『成長分を見る』ことが大事である」ということであり、

ザックリ言うと「以前よりも手放せたこと、ラクに感じられるようになった自分を『すごいじゃない!』と褒めていこう」というものです。

「理想主義」も「完璧主義」も、ポジティブな側面をみれば「自分を成長させるもの」ともいえます。すべてを取り去れないことを「自己否定」の材料にするのではなく、成長分をみて「自己肯定」していきたいですね!

 

 

心理カウンセラー リエコ
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苦しみにすっぽり包まれてしまったあなたへ

カウンセラーのリエコです。

三浦春馬さんの訃報から、1週間が経ちましたね。

YouTubeの映像には彼の魅力と才能が溢れてて、時間があるとつい観てしまっていた今日この頃です。

とても感じのよい俳優さんだなぁとずっと好感を持っていたけど、演技だけでなく、歌も踊りも素晴らしくて、これほどまでに才能豊かな人だと知ったのは亡くなったあとでした。

本当に残念で悲しい。

彼の舞台に足を運びたかったなぁ。

 

彼の死に心を痛めている人の反応がとても大きく感じるのは、私の主観でしょうか?

私も、あのキラキラした笑顔の奥にどんな苦しい想いを抱えていたのだろう、どうにかしてあげられなかったのだろうかと、想いが尽きないひとりです。

そして、こんなに魅力的な彼がどうして…といった驚きや悲しみ、いなくなってしまった寂しさだけでなく、「自分ごと」のように彼の心境を思いやり胸を痛めるコラムやコメントを多く見かける気がしています。

 

彼がどんな想いでいたのか、何かきっかけになるような出来事があったのかは、本人にしか分からないことです。

それでも、才能も魅力もあって、これからもっともっと羽ばたける彼が心に抱いていた「自ら人生を閉じるほどの大きな苦しみ」を想像するとき、

私たちは『自分がかつて経験した痛み』を彼に重ねているのかもしれません。

人は、自分にないものを想像できないからです。

 

私がこの数日、なんとなく重苦しい気持ちが取り去れないのも、たぶんそんな気持ちから。

私はたまたま、彼の死の翌日に受けたカウンセリングで、自分の中の「観念(前提)」を見つけたのですが、それは自分に対する強烈な自己否定でもあり、

そんな想いを彼に映して、私の中には「さぞかし苦しかったのだろうなぁ」という彼への共感があるのかもしれません。誠に勝手ながら。。

 

もう1週間が経とうとしている今、この話題を持ち出してくるのはどうなのかと思ったけど、自分の気持ちを切り替えるために、また、いつかもしも苦しみに包まれてしまった時の自分に向けて、今想うことを書いてみたいと思いました。

 

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人は誰もが「自分のメガネ」を通して世界を見ています。

「自分はダメだ」と自己否定している人は、「誰かが自分に価値を見てくれている」なんて想像もできないから、周りの人も(自分と同様に)自分を否定していると信じて、それを前提にして生きているし、

「自分は愛されない」と思い込んでいる人は、「自分が誰かから愛される」なんて想像もできないから、周りの人も(自分と同様に)自分を嫌っていると信じて、それを前提に生きています。疑いもせずに。

そして、その前提にすっぽりと包まれてしまうと、「そういう状態に陥っている」ことに気づくことは、とても困難です。

 

苦しみにすっぽりと包まれてしまったら。

そんな時には、目を閉じて、深く呼吸を繰り返しながら、心の中を観察します。

そして、自分の中にある感情に対して、良いとか悪いとか評価せずに、そういう気持ちがあると「ただ眺める」のです。

外側から眺めている自分は、苦しみの渦中にはいません。

それが、一番シンプルな「思考のぐるぐる」からの抜け出し方。

「問題にすっぽり包まれている世界が、自分の世界の全てである」という錯覚に気付く方法です。

 

思考も感情も、とても不確かなものであり、ずっとは続きません。

例えば、同じ出来事があったとして、10年前と今とでは、それに対する受け止め方や感じ方は違うでしょう?

今自分の中にぐるぐるしている思考も感情も、今の自分が一時的に感じていることに過ぎないのです。

だから、今そんな気持ちになっている自分を外側から「ただ眺める」ことで、

自分がすっぽりと包まれてしまっている世界が全てではないこと、その考えや感情はいくつかの選択肢のひとつであり、自分がソレを選んでいること、その世界の外側には違う空気が流れていること、に気づくことができます。

 

 

そうは言っても、「ただ眺める」をすることで、問題が消えてなくなるわけではありません。

でも、問題軸から自分軸に戻ることができます。

問題にすっぽりと包まれている状態から、「脇に寄せる」イメージへ。

パワーを奪われまくっている状態から、「存在を認識している」イメージへ。

そうやって、冷静に眺められるようになれたら、自分の状態に気付けるし、そこから「どうする?」と考える余地が生まれ、自分には選択肢があることを思い出すことができます。

 

その上で、

もしも、心の中に自己否定があったり、自分を責める気持ちが生まれたら、

それは過去の自分が「その時のベスト」を尽くした結果であること思い出して、許してあげてほしい。

そうなってしまったのには、そうなる理由があるのだということを、理解してあげてほしい。

そして、自分を悲しくさせるその思考は、「コンディションの悪い自分」が信じ込んでいる勘違いで、「あなたは魅力も価値もある」と、根拠はなくてもそう思ってみてほしい。あると思えば何か見つかるから。

 

理想の自分を追いかけて苦しくなるのなら、一旦そこから離れてパワーを養って。元気が出たらまたトライすればいい。

自分の中にないものは想像もできないはずだから、理想のビジョンが描けているなら、それは自分の「真実の姿」であることを忘れないで。

 

それでもぐるぐるから抜けられない時には、人に頼ろう。

人に頼らず何でも自分でやってきた頑張りやさんが、ギリギリまで頑張って、いざ「人に助けを求めたい」と思っても、どうしたらいいのかわからないもの。そして、ギリギリまで頑張った末の「助けて」を拒絶された時のダメージを思うと、とても怖いものです。

そんな時には、カウンセラーに話をしてみよう。「自分の中の前提」を一緒に探ってもらおう。

「話すは放す」だから、自分ひとりでか抱えているよりもずっと軽くなるはず。

そして、日頃から小さく人に頼ることを練習していこう。

 

すっぽりと苦しみに包まれてしまう時がきたら、の自分へのメッセージ。

今の自分にできていないこともたくさん書きました笑

読んでくださった方の、何かの参考になりましたら幸いです。

 

 

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梅仕事 2020 赤紫蘇の仕込み

 

赤紫蘇の仕込みをすっかり忘れてた!

先日までスーパーで1束300百円くらいで売ってたのに、タイミングを逃してしまったので、Amazonで購入。2束2500円ほど(送料込)。高い。。

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葉の部分を水でよく洗って、塩を揉み込みます。初めに出るのは黒いアク。これは捨てます。

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もういちど塩を揉み込むと、今度はこんな鮮やかな色に!

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よく水分をとって、梅干の桶に投入…と思ったら、久しぶりに覗いた桶の内部が異常事態に!!

重石の周辺が白濁してるー!!オロオロ

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あわてて梅干し師匠(梅ちゃんの発酵教室)に写真を送ったら、こんな回答でした。

◆白濁しているのは「産膜酵母」で、身体には影響ないけど美味しく無い→捨てる。

◆梅はキレイなので大丈夫そう。

◆梅雨明けに梅を干すまで、ビニールに入れて冷蔵庫保管を。常温だと湿気があるので、カビる可能性があるため。

 

ほ〜っ

梅干しはその後2kg追加で仕込んでいるので、白濁した桶の梅は冷蔵庫へ。もうひとつの桶には赤紫蘇を入れて、梅雨明けまで寝かせます。

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カビの出やすい季節だから、ちょこちょこ様子を見ていかないと。。

再設定のために、手放しを。【ヤタさんグループカウンセリング レポート】

カウンセラーのリエコです。


パートナーシップ専門カウンセラー椙山眞伍(ヤタ)さんのグループカウンセリングに参加しました。

その名も「2人の愛を再燃させよ!パートバーシップ攻略グループカウンセリング!!」

なんて熱いネーミングなんでしょう。
始めてこの企画を目にした時は、まさか自分が参加することになるなんて考えてもみませんでした。
だって、私にはパートナーがいないから!!笑

でも、ヤタさんのカウンセリングはいつか受けたいと思っていたので、「相談したいこと」はあとで考えることにして、ひとまず参加を決めました。
結果的には、ずっと抱えていた「大きな課題」を探り当てられてしまったわけですが。。

 

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会場に着くと、ヤタさんがにこやかに迎えてくださいました。

セミナー会場は、換気や除菌の配慮が行き届いていて、コロナ対策がバッチリ!

かといって、それらを私たちに意識させないさりげなさがあり、コロナが怖い私にも安心&安全な心地よい空間でした。

 

この日は、私を含めて4名の参加者さんで、ヤタさんを貸し切りです。

まず最初に、ご挨拶代わりのカード遊び。

ひとり1枚カードを引いていきました。

私のカードは「コミュニケーション」。

自分から心を開いていこう、自分の身を守らないで自分から与えていこう、というメッセージだそう。

 

そして、いよいよ「グループカウンセリング」のスタートです。

参加者がひとりずつ順番に自分の問題をシェアし、公開カウンセリングを受けていきます。

それぞれに切実で、たくさん心を砕いてこられたであろう問題ばかり。

そして、問題にすっぽりと包まれて身動きがとれなくなっているご相談者さんに、ヤタさんが新しい視点を投げかけ、光を差していきます。

 

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そして、私の番です。

私の問題は「パートナーがいない」こと。

自分なりに考えてきた要因を、あれこれと話していきます。

なんでだろう、しどろもどろです。あれ、こんなに日本語ヘタだっけ?

そして、ひとしきり話した後、それらの話とは全く関係のない、何気ない「ひと言」をヤタさんは拾い、問題の根っことなる観念をたどり始めます。

「あなたがずっと握りしめてきた、その観念。それはもう手放す準備ができているんじゃない?手放して、新しいビジョンを描いてこう。」

そんな展開になっていきました。 

(ちょっと長くなりそうなので、このお話は別記事にしようと思います。)

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2人目のご相談が終わったところで、ケーキタイム!

カウンセリング中に、スタッフSちゃんがカフェ席を用意してくれていました。

自分の番が終わったら、途端にポーっとしてしまい、ケーキの写真を撮り忘れましたが、ジャンケンしてゲットした私のケーキは「ダークチェリーのチョコレートケーキ」。

ほんのり洋酒のきいた大人味でした。

美味しかったなぁ、もう1回食べたい!

ミッフィちゃんのソーサー&フォークにケーキが盛られていて、とても可愛いらしいセッティングにキュン♡でした。 

デザートでほっこりしたあとは、後半戦がスタートです。

 

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グループワークは「同じテーマを持つ人が集まる」と言われています。

今日集まったメンバーは「頑張り屋さん」が共通項。

そして、皆それぞれに、問題解決のためにガムシャラに頑張ってきてしまったために、その勢いのまま「目の前の問題」や「自分で作り上げてしまった概念」にハマり、その先の「ゴール設定」を見失っている状態でした。

 

この場合の「ゴール」とは、「私にとって1番幸せな状態はどんなことだろう、私はどうなりたいんだろう」といったビジョンであり、

そのビジョンを見るためには、目の前の問題から抜け出して、自分が本当の意味で得たいもの、なりたいものを見つけていく必要があり、

そのためには、ガムシャラ時代に「必死で追い求めてきた人」や「しがみついてきた観念」を一旦「手放し」していくことが必要で。 

今日集まった4人は、そうしたシフトチェンジのタイミングにいる同志たち。 

それぞれのご相談を聞きながら、みんながそれぞれの幸せに向かいますようにと願わずにはおれませんでした。

 


私は、これまでずっと「自分が幸せになること」に許可を出せずにいました。

自分がそういう状態であることにさえ全く気付いていなかったけれど、私の中に「望みをもつ」という概念がなかったのは、そういうことですよね。

でも、今回グループカウンセリングに参加して、お仲間のみなさんの問題を自分ごとのように感じ、この人がどうか幸せになりますようにと心から願えたことで、「自分が幸せになること」も願うことができたんじゃないかなと思います。

そう思うと、私が今回ステップを1つ上がることができたのは、グループカウンセリングの恩恵であり、あの場にいたみなさんのおかげです。「問題はひとりで解決するものではない」というのは、こういうことなのかも。。

 

グループカウンセリングの最初に私が引き当てたカードは「コミュニケーション」。

「自分から心を開いていこう、自分の身を守らないで自分から与えていこう」というこのカードは、私にとって「仲間に心を開き、幸せを願うこと(与えること)で、『自分に与える』ことへの許可をだせるんだよ」というメッセージだったのかもしれません。

みんなが幸せに向かいますよう、心から祈ってます。

そして、私も!

 

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「犠牲の愛」と「無価値観」を振り返る。【心のメイクを落とすWSⅡ レポート】

カウンセラーのリエコです。

 

根本さんの心理学講座レポート。
「誰かのために、愛されるために、必要とされるために、自分自身に分厚いメイクをして生きてきた人たち」を主人公に描いた著書「いつも無理してるなと思ったときに読む本」をもとに、3回に分けて掘り下げていくWSの2回目で、

今回のテーマは「誰かのためについ自分を後回しにしてしまう」

●いつも誰かのために生きてきた犠牲的な私
●つい周りの人に流されている、「私」がない私
●自分をちっぽけな存在だと思い込む無価値観の私
●争いごとが大嫌いな平和主義な私

こんな性質を備えた「私たち」を、さまざまなワークで掘り下げていきました。

 

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今回のテーマ、私にはとてもとても痛い内容でした。
あっちにも、こっちにも、「かつての私」がいたのです。


でも、私自身は犠牲しているつもりはなくて。

なぜかというと、自分をあと回しにしていることにも気づいていない重傷患者だったから!

かつてを思い返してみると、

自分を抑えることで物事が上手く運んだなら「それがベストだったんだ」と素直に思えたし、

自分が我慢することで大切な人が救われるなら、それが喜びにもなりました。

「自分」は大きな流れの中の一部であり、ほんのり虚しさがあったとしても、それは「全体的な利益」と相殺してプラマイゼロになってしまうような。

書き出してみると、この講座のテーマそのものです…汗

 

よくよく考えると、私の母も、そういう愛を与えてくれる人でした。看護師をしていたことが関係しているのかわからないけど、自分のことを二の次にして誰かを助けている母の姿をよく見てきたし、「誰かに物をあげるときには、良い方をあげなさい」という人です。

 

私には(たぶん母にも)、自分を後回しにしている自覚などなかったと思います。

もしかしたら「自分を犠牲にすること=愛すること」になっていたのかも。

 

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私は「自分を二の次にする」ことを、一概に「悪」だとは思いません。

そうせざるを得ないことだってあるし、「自分よりも相手に良かれ」と思えるほどに愛が大きいとも言えるからです。

でも、「犠牲の愛」には「罪悪感」が伴います。

「愛情」を与えると同時に、相手に「犠牲させてしまってごめんなさい」という「罪悪感」を与えてしまうんですね。

そして、その罪悪感が接着剤となって、「癒着」の関係が育っていきます。 

 

気持ちの良いコミュニケーションの基本は「win-winです。

健全な愛じゃないと、健全な関係は築けないのです。

どうせだったら、犠牲のない、「どちらも幸せ」な関係性を築きたいですよね。

そのためには、自分軸をもち、「自分はどうしたいのか」を自覚できることが大事な要素となります

そして、その「自分はどうしたいのか」の選択肢の中から、「今回は『自分より相手を優先』しよう」と自ら選んだのだとしたら、同じ「自分を二の次にする」でも、犠牲とはなりません。

 

 

今回のワークショップでも「誰に対して、どんな我慢をしてきたのか」を振り返り、「本当はどうしたかった?どうしてほしかった?」を探っていきました。


私の場合は、犠牲を自覚できていなかったせいか、昔を思い返してもすんなりとは浮かばなくて、ワークの時間はぼんやりしていたのですが、時間と共にだんだん加速して、「あれも、これも」と浮かんできました。 

仕事場や恋愛において、相手からも後回しにされるようなこと(2番目の立場にされたりね)があっても、かつての私は、相手の立場をおもんぱかったり、「好きだから仕方がないや」といって、受け入れてしまってたんですよね。痛い。

そして、それを「なんでもない振り」してきました。

それはきっと、かつての私が自分自身のことを「ちっぽけな存在だ」と思い込んでいたから。

相手に抗うことなく、相手と一緒になって「そうだよね」「そうなるよね」って同調していたのでしょう。

「無価値観」全開ですね。。

いま思い返すと、とても悲しいし、さみしいし、悔しいことでした。

自分をそんな気持ちにさせてしまって、あの時の私にゴメンナサイです。

 

 

講座後の数日は、ズンと思い気持ちに包まれて、ぐったり。

それはそうですよね、「自分を二の次にしていたこと」の破片を拾い集めるような作業をしていたんですもの。そりゃ、しんどいです。 

でも、ひとしきり感情を出したあと、私の胸に浮かんだのは、こんな感慨でした。

私はその時々で「その時のベスト」を尽くしてきたはずなんです、たとえソレが間違っていたとしても。

そして、その時の私のベストな選択が「自分を犠牲にして、誰かに愛を注ぐこと」だったのなら、そんな不器用な自分を抱きしめて、その時の自分の「精一杯」を受け止めよう。

 

すると、思い出すだけでしんどかった過去たちが、じんわりとあたたかさを帯びはじめて。

自分に寄り添うってこういうことなのかなぁと感じたのでした。

そして、そんな自分をもう同じ目にはあわせないゾと決意したのでした。

 

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セミナーで言われたかどうか、記憶がはっきりしないのですが(最後の方は朦朧としてしまって…)、著書の紹介にはこんな言葉が載せてありました

そのメイクは彼女たちにある種の「成功」をもたらすこともあります。
それは資格や一流企業での仕事だったり、周りの人たちからの信頼だったり、居場所だったり。

意図せず、自分自身に「分厚いメイク」をしてきたことで、本来の自分からすればたくさんの負荷をかけてきてしまったわけだけど、その恩恵だって何かしらあるはず。

私の場合は、仕事を持てていること/自分で生活を支えられていること/職場での出会い/心の学びに辿り着けたこと/根本さんに出会えたこと/お仲間たちに出会えたこと/などなど

 

辛いこと大変なこともたくさんあったけど、その時の自分のおかげで、ライフワークにも辿り着けていたことに、書いていて気づきました。

もしも「すっぴん」の自分で生きられていたら、今のような社会生活はできていなかった気がする。。そう思うと、手にしているものもたくさんありそうです。

過去の自分に「ありがとう」して、これからは「すっぴん」な私の新しいスタイルにシフトしていこうと思います。

 

 

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[3日坊主瞑想会]のご感想をいただきました。

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先週末に開催した3日坊主瞑想会のご感想をいただきました!

 

1日目、2日目、3日目とどんどんアップデートされて行く感じがすごく良かったです笑

回を重ねるごとに段々完成度が増してきている気がして、勝手に嬉しくなっています(笑)

ありがとうございます!リエコ部分におきまして、思いがけずこのようなドラマチックな展開になってしまいましたが、ここに辿り着くまでの成長過程をみなさんに立ち会っていただけましたこと、そして、笑って見守ってくださったみなさんのハートの大きさ&あたたかさに、感謝でいっぱいです!

 

今回も参加できて良かったです。特に今日は1日仕事中すごく心の余裕を感じられました。昨日の終わりに、お二人が私たちに向けて幸せに過ごせますようにって言ってくださって、瞑想後の効果もあってかそれがすごく心に染みた感じがしました。

"仕事が月末月初に忙しいので、頭を使いすぎてすぐに眠れないことが多かったのですが、この瞑想で、ポカポカしながらすぐに寝付けたし、朝まで目が覚めずに眠ることができました。できたら、5日間とかだったら嬉しいです。

瞑想とクリスタルボウルの相性がとても心地良かったです。蓮さんの瞑想の説明がとてもわかりやすく、メモを取りたいくらいでした。(ブログでも説明しているのでしょうか?チェックしてみます!)また、リエコさんの奏でるクリスタルボウルと澄んだ声にスムーズにイメージの世界にはいることができました。(最後の海辺の回はそのまま眠ったので夢にも出てきました!癒し…)

夜のひと時に充実した素敵な時間を過ごすことができました。心も身体も癒されました。ありがとうございました。

瞑想を体感していただけてとても嬉しいです。それは、みなさんが蓮さんの誘導に身を委ねてくださった賜物だと思います。マインドフルネス(思考から離れる感覚)は、その人それぞれの体感で掴んでいくものなので、練習が必要だと感じています。私もまだ「蓮さんの誘導」なしには難しい初心者です。みなさん、一緒に練習を積んでいきましょう。

 

れんさんの瞑想の仕方からリエコさんのクリスタルボウルの音色までのスムーズな流れで夜ぐっすりと眠れました。

蓮さんのヨガで毎回、蓮さんが教えてくださる話が大好きで、少しずつ自分の中に浸透していく部分も感じられているので、何回も伝え続けてもらえるのがありがたいなって思います。
あとは欲を言えば、リエコさんのお話や考え方とかも聞ける機会もあると嬉しいなぁと思います。そのまま瞑想に入るのももちろん良かったんですが、がっつり瞑想に入る前にリエコさんのお話を聞けたら、リエコさんの声が瞑想中にもっと馴染む気がしました。リエコさんの声大好きです。

今回は新しい試みとして「蓮さんが瞑想の世界にいざなってくれたその状態から、すーっとクリスタルボウルの瞑想にはいる」という構成にし、内容を充実させた分、リエコのトーク部分は、瞑想会前のブログ記事に数日にわたり掲載させていただいたのでした。”リエコさんの声大好きです”って言っていただいてとても嬉しいです♡ありがとうございます!今後もいただいたお声をもとに工夫を重ねていきますので、是非またご意見をお聞かせください。

 

蓮さんとリエコさんのお二人のめぐり合わせが運命的である、とさえ感じる会でした。女神が二人間違いなく存在していました。蓮さんの瞑想へのはきはきとしたわかりやすい解説とリエコさんの癒しと優しさ溢れる声とクリスタルボウルの音色が、私の潜在意識の中に入り込むかのような不思議な感覚で、とにかく居心地と気分が良かったです。2日間参加しましたが、私は親の介護の真っ最中なので、夜のホッとできる時間ができてありがたかったです。日頃の疲れが癒されました。お二人のますますのご活躍を心からお祈りしております。応援しています。

「ホッとする時間」と感じていただけたことがとても嬉しいです。自分をあとまわしにせざるを得ない時間もおありかと思いますが、そんな中で「自分がホッとする時間」を持たれることこそが「自分と繋がる時間=瞑想」なのかもしれません。くれぐれもお体をお大切にお過ごしください。とっても素敵なメッセージをありがとうございました!

 

みなさま、あたたかいお声をありがとうございました!!

 

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モニター募集について

 

カウンセラーのリエコです。

心理カウンセラーとしての経験を積むべく、3月から無料モニター様にご協力いただいてきました。貴重な経験を積ませていただきましたこと、また素敵な出会いに恵まれましたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

7月からは一段ステップを上がり、有料モニターを募らせていただくことになりました。

「体を癒す」ためにマッサージにいったり、「健康な体作り」のためにパーソナルトレーナーをつける感覚で、「心の癒し」や「健康な心作り」にカウンセリングを。

また、相性も大切なポイントですので、この機会にぜひお試しください! 

 

【カウンセリングについて】

問題にすっぽりと包まれてしまうと、
視界がとても小さくなったり、
感情でいっぱいになってしまったり、
ひとりで抱えて頭がぐるぐるしたり、
冷静な視点を持てなくなったり。

そんな時、
お話を聞かせていただくことで、
あなたの状況を俯瞰して眺めたり、
私が「鏡」となって
客観的にあなたを映し出すお手伝いをします。

「話す」は「放す」。
日常のちょっとした出来事や、
心にモヤっとしたものが残っている時、
言葉に出して誰かに話すことで、
心の中が整理されたり、
自分の中にない「新しい視点」が得られます。

◆気づけばいつも自分を後回しにしている
◆小さな頃から「いい子ちゃん」をしてきた
◆人からどう思われてるのか気になってしまう
◆社会的には上手く生きられているのに、なんとなく生きづらさを感じている
◆いつもつい頑張り過ぎて疲れてしまう
◆何をやりたいか、何が好きなのか、自分のことがよくわからない
◆いつも2番目ポジションになってしまう
◆何かと自分ひとりで抱えこんでしまう
◆何かと自分を責めてしまう
◆自分と仲直りしたい
◆つい周りや大切な人たちに自分を沿わせてしまう
◆「どうしたらいいのかわからない」のぐるぐるから抜け出せない
◆もっとラクに、自分らしく生きられるようになりたい

そんなみなさんの「心のメンテナンス」をお手伝いできたら嬉しいです。

自分が癒されてきた過程で得た学びを、同じ生きづらさの中にいらっしゃる方のお役に立てられたらいいな、と思っています。

 

 

【お申し込みについて】

◆カウンセリング日程  
候補日は「お申込みフォーム」
に載せていますので、ご確認ください。

 

◆カウンセリング時間
【平日】21:00~22:00
【土日祝】20:00~22:00
上記時間は目安で、日によって柔軟に対応できることがあります。
ご希望の時間がありましたら、お気軽にお問い合わせください

 

◆カウンセリングの種類
ZOOMにて承ります。
ZOOMとは、Web会議システムのひとつ。スマホやパソコンから簡単にご利用いただける、非常に軽いアプリです。カメラをオフにすることもできます。使用方法はとても簡単!操作方法はメールでお送りします。

 

◆有料モニター料金
カウンセリングノート付き
45分/ 5000円(リピーター様にご利用いただけます)
60分/ 6000円

 

 ◆カウンセリングの流れ
① 申込みフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
② 日程のご連絡をさせていただきます。
③ 代金をお振込みいただき「予約確定」となります。
④《モニターカウンセリング》
⑤ カウンセリング後に簡単なアンケートにご協力をお願い致します!

 

【その他】
精神疾患等で通院されている方は、カウンセリングにより症状が不安定になるケースがありますので、ご利用はお控えいただいています。
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【いただいたご感想】

自分に価値や自信を感じたい!
想いの伝わるコミュニケーション
ポジティブさを取り戻して、人に優しくなりたい!
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婚活や人間関係がうまくいかない。

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